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2017年11月24日23:21

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我々のSF的近未来な現実。


映画「ブレードランナー2049」を観て、

その次の週に、予約しておいた本、P・K・ディックの「シュミラクラ」の新訳を買って

(今、まだ読んでる途中)、

久々に、SFゴコロが疼いてしまっている。


我々はしかし、どんな近未来的現実を生きているのだろう?


昔のSFではよく、クルマが空を飛んでいたが、2017年現在、それは全然実現していない。

それどころか、EV(電気自動車)化すら、していなくて(ハイブリットはあるにせよ)、

ほとんどのクルマはガソリン車で、

トラックは恐らく全部、ディーゼルエンジンだ。全然進化していない。


そうだ、スノータイヤはまぁ、進化したな。

もう、雪が降っても、チェーン巻いてるクルマを見ることは珍しくなった。


あと、何だ、アレだ、宇宙開発も全然進んでいない。

アポロ計画以後、月に人すら、行ってないし

ましてや火星に有人探査機なんてまだ夢だ。

無人探査機がやっとこさ火星の風景を写真で見せてくれた。


あと、勿論タイムマシンなんて夢のまた夢のまた夢のまた夢のまた夢だ。


っていうかそれ(タイムマシン)は不可能だ、ということがだんだん判ってきた・・・ような気がする。


原子力・・・発電所はSFでさんざん予言されてたように、大爆発した。

あれは、どう足掻いても人間の手に余るエネルギーだ。


同じくSFでさんざん予言された核戦争は、ありがたいことにまだ・・・起こってはいない。


いちばんSF的というか、SFの予想さえ超えてしまったのは

インターネットと、ケータイ電話に代表される、個人通信機器とその環境の発達だ。

これは本当に、革命的だった。

今や、子供を除いて、ケータイを持っていないヒトの方が珍しい、なんて

冷静に考えたら驚異だ。

いや子供すら持ってるし。ご老人も持っている。


あと、そうだな、人工衛星を使ったGPSの発展形としての「カーナビ」の普及も、目を見張るものがある。


そこまでテクニカルではないけど、街角の監視カメラの多さにも、時々、怯む。

犯罪が起こったときに活用されてて、それはいいんだけど・・・・・監視社会だよな。

僕は何もヤマシイ所などないし、今後、法を犯す気もないからいいんだけど、

それでもねぇ・・・・・。ヤダなあ。

この「監視社会」は、「1984」で予言されていた・・・んだよね?


むむむ。

我々はやはり、

「SFで予言されていた近未来」に住んでいるのだろうか?


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