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2017年11月18日21:57

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雨の朝、またラジオに固執してみる。


また「ウィークエンド・サンシャイン」に固執してみた。

2017年の、雨の11月の土曜日。

今日も仕事だったので、トラックで荷降ろし中に ラジカセで録音した。


こういうこと・・・・つまり、ラジオ放送をカセットテープに保存するというようなことを

コセコセやっていて強烈に思うのは・・・・・・「一回性」ということについて、だ。


今日の放送は(基本的には)今日だけのもので、

この時間に、この音楽がこの空間に流れるのは偶然の積み重ねの積み重ねの積み重ねで、

僕がそれを聴く・・・というか、聴くことが出来る、とうことについてもそれはそうで、


それでも、その事に思い当たると、軽く愕然としてしまう。


つまり、

あらゆること、すべてのことが、一回きりしか起こらない・・・のだ


この世界の、この宇宙の中で起こる事象はすべて、一回性のものなのだ。


何だかもう、気が遠くなってしまうような話。


きっと僕は、その「一回性」に、ほんのほんのほんのほんの少しでも抗おうとして

録音などしているのかもしれない。


バンドで楽曲をレコーディングをしてCDを作ったりするのも同じで、


もっと言えば詩を書いて曲を作って「歌」として固定させる行為も、

少し似たところがあるような気がする。


すべての一回性を帯びた日常の中から、

心動かすようなもののカケラを拾い集めてこねくり回して、

自分自身の気に入った形に整えて、

えいっ!と固定して「歌」にする。


気に入ったものが出来ればそれは、

時間の経過にすら抗って僕の中で(もしかしたら君の中で)、

輝きを(それがほんのちょっとの輝きだったとしても)、

輝く事を持続し続ける・・・・・・かもしれない。



とても素敵だ。



こんな日記にしたってね、

そんな側面を持っているかもしれない・・・・と、今書きながら思った。







安易にではなく、言うのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「たかがラジオ、されどラジオ」だぜ。


あの番組(ウィークエンド・サンシャイン)を知ってるヒトなら、共感してくれるのではないだろうか。





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