今更ながら・・・なのだが、
ピータ・バラカンというイギリスから来たひとがDJをやっているラジオ番組、
「ウイークエンド・サンシャイン」が大好きになって、
（ずっと以前からやってる有名な番組なのだけれど、俺は4年前くらいから聴き出した。）
毎週聴いている、と言いたいところなのだが
土曜日の朝7時20分からの番組なので、思いっきり寝過ごして聴き逃してしまったり、
土曜日に出勤のときは、その時間ってどうしても荷物積み下ろしにバッチリ重なってしまう時間帯なので、
切れ切れにしか聴けなかったり、する。
先週はそんな感じで積み下ろしが大変だったのでほとんど聴けなかった。
先々週は寝過ごした。
･･･････････････････････本当に「大好き」なのか俺？
いや、大好きなのは本当で、
家でゆっくり聴ける朝は最近はカセットテープに録音までしている始末(イマドキまたカセットテープかよ）。
後でまた聴くつもり・・・・なのだけれど、
録ったテープを聞き返したことはまだ、ない。
ラジオ放送を録音する、という行為にどこまで意味があるのか？と自分で、少しだけ疑問に思う。
やはり、ラジオはリアルタイムで聴いてこそ価値があるのだ。
でもこのラジオ番組は壊れやすい宝石のように思えてしまって、
録音せずにはいられない気分なのだ、もったいなくて。
そういえば殺されてしまう直前のジョン･レノンも、
日常のすべてを録音しなければ気がすまない、ということになっていたそうだ。
その気持ちわかる。
俺も出来るなら、日常のすべてを録音したい。ちょっと偏執狂っぽいけど。
・・・ラジオの話。
今日も今日とて仕事で、土曜日出勤はいいのだけれど、
またぞろ、荷物降ろしでラジオ聴けないじゃんかよ。
大体だな、8時から開くところって多いんだよ世の中。
それで俺は今日、ついにトラックにラジカセを持ち込んで、
荷物降ろしの間、ラジオつけっ放しで録音しておく、という暴挙に出た。上手くいったらおなぐさみ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それでどうなったか？というと
細かく説明しないけど、電波環境悪くてノイズ多めで、切れ切れで、ほとんどマトモに録れなかったけど、
なんとか聴き取れる感じで、録れたことは録れた。
今日は、ディランだったのだ。ブートレッグシリーズの��13がリリースされたので、
それの特集だった。
1976年前後から1980年くらいまでくらいの、ディラン。
例の「キリスト教回帰三部作」の頃で、一般的な評価は低い頃なのだが、
意外と、というと失礼だが、良かった。全然、良かった。
バンドとプラスして、ホーン隊とコーラス隊を従えてのライヴ、またはライヴのリハーサル音源。
1970年代後半の音。
やっぱ、ディランは凄い。圧倒的。
今日の俺は涙ぐましいような努力をしてラジオをトラックでカセットテープに録って、
あとで運転しながら聴いたのだけれど、
それくらいのこと、する価値はちゃんとあった。
今日のラジオ、聴けてよかったよ。
「マギーズ・ファーム」も良かった。
「ノッキンオンヘヴンズドア」のあのアレンジ（レゲエだった）はいかがなものか？と思ったが、
それも含めて聴けて良かった。
あのノイズ混じりのカセットテープは、あとで聴き返したとしたら聴くに堪えないだろうけど、
一応、置いておこうと思う。
今日の「涙ぐましい努力」の遺産として。
アタシは今日は（ラジオ聴くために）頑張った。
しがみつくみたいにして頑張った。
そして、頑張った甲斐があった。
ははは。
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