mixiユーザー(id:12569023)

2017年11月10日09:53

169 view

人生意気に感ず「上野村の墜落は。座間殺人・本県高1女子。県教育界は」

◇上野村で墜落事故と聞いて、直ぐにあの日の日航機事故を連想したのは私だけではない筈だ。8日午後、上野村役場の近くにヘリが墜落し4人が死亡した。22人乗りのヘリは急旋回して落下したという。私は日航機の慰霊の他にも楫取素彦の講演で3度この村を訪れた。山奥の静かな村である。
 民間ヘリの事故が相次いでいるのはなぜか。ヘリは便利で身近であるだけに恐い。県内だけでも、09年のみなかみ町、15年の安中市とヘリの事故が続いた。
◇上野村の御巣鷹に日航機が墜落したのは1985年(昭和60年)、早くも32年が過ぎた。520人が命を失い、静かな山は肉と死臭で酸鼻を極める地獄と化した。
 ほとんどの航空機事故は人災である。科学が進歩して、航空機は日常の交通手段となり恐さを忘れた感がある。しかし、常に命の危険と隣り合わせであることを忘れてはならないのだ。米軍ヘリ・オスプレイもよく事故を起こす。今度の事故の原因は何か。徹底的に原因を調べ、今後に役立てることが重要である。人命が軽視される世相、そして災害が少ない本県で教訓として生かすべき事故だと思う。
 32年前の520人の犠牲を生かすべきことも、この上野村の事故は訴えている。
◇座間市9人殺人事件は、自殺志望、若い女性の犠牲などで現代社会のミステリアスな面を濃くしているが、犠牲者の1人が本県の女性らしいことでにわかに身近な話題となった。犠牲者らしい15歳の本県の女子高生の携帯電話が何と江の島駅の周辺で見つかったという。東毛地域の女子高生というが、その日常生活に何が起きていたのか。
 ケータイ、スマホ、ネットサイト等、果てしなく進歩している文明の利器に翻弄され漂っていく人間の命。豊かな国日本は自殺大国でもある。それでも近年、自殺者は減少傾向と言われていたが、今回の事件は自殺を望む人が多い事実を図らずも浮き彫りにした形となった。若者の心に何が起きているのか。簡単に死ぬ人と簡単に人を殺す人。どちらも同じ舟に乗って漂流しているように見える。政治も教育も無力に見えてならない。
◇今朝の新聞で座間事件の被害者の高1女子の写真が報じられて驚く。西邑楽高の石原紅葉さん。極く普通の女子高生に見える。容疑者は「弱い心につけ込む」と語った。県教委の対応は。(読者に感謝)

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年11月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930