社会人最終戦

　ＪＲ東日本柏球場でＪＲ東日本−ＪＸ−ＥＮＥＯＳ。ＪＲ東日本先発は新人平木隆世。1回は無難に切り抜けたが、２回は４安打を浴びて3点。3回は山崎錬にホームラン、5回にも若林晃弘にホームランされ、7回途中5失点で降板。いい球もあるが、2回は落ちる球がことごとくワンバウンドしてしまい、ストライクを取りに来て打たれた様子。まだ大きな大会で使えるとは思えない。しかしこれまで観た中で、最も長いイニングを投げたのは収穫。
　ENEOS先発は柏原史陽。2年目だが、もはやエースと言っていい。この試合でも直球と変化球をうまく組み合わせ、7回を危なげなく無失点。来月の日本選手権でも期待できそう。ENEOSが3投手で完封勝ち。打撃では山崎錬が2本の長打。来年はプロ入りか。そして来年から巨人でプレーする若林がさすがの打撃を見せる。この数年不振のENEOSだが、日本選手権ではやってくれるか。
　ＪＲ東日本は、大きな大会ではこの2年、田嶋大樹以外の投手が先発していない。今日の平木や、板東湧梧も不安定。日本選手権では田嶋がいるが、来年以降後継者を育てないと。４番に入った丸子達也も精彩なし。ドラフト指名されず、気落ちしたか。松本晃は復帰できるのか。来月までに立て直せ。
　来月は日本選手権だが、京セラドームまで行く余裕はない。これが今年最後の社会人野球。また来年。