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2017年09月30日03:31

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聖徳太子と温泉

今日は日本の仏教の基礎を作った聖徳太子について話したいと思います。

愛媛県松山市の道後温泉の椿の湯の構内に
太子の碑が建っているといいます。

この湯に惚れた太子の言葉がかれているといいます。


「誰彼の差別なく万人が病気を治すことができるのも、

仏の慈悲に違いない」

という言葉です。

これは、

高麗(こうらい)から呼んだ仏教の師 

恵慈(えじ)と共に

596年道後の湯に訪れた時の言葉でした。

恵慈は22歳の太子のすぐれた知力と独創的な見解に驚き
「我が法王大王」と
呼んで敬服したといいます。

恵慈にいろいろ質問する太子の問いに答えられないと、

太子は湯殿に入って
考えるそうです。

その時、金人(きんじん)が現れて答えてくれたといいます。

恵慈にその答えをいうと手を叩き共に喜びあったといいます。


やっと出来た仏教の研究書が三経義疏(さんぎょうぎしょ)でした。

どんな人も本当の幸せになれると説いたのでした。

中国に帰った恵慈は
太子が49歳の2月22日に世を去ったことを知ると落胆し、

もう生き永らえても甲斐がない来年の2月22日に私も死んで浄土でお目にかかり共に
人々を救済しようと述べたといいます。

そして、本当に翌年の
2月22日に永眠されたのでした。

青春を共にした2人の

思い出の地


道後温泉に


二人が湯に入っている



気がして


行きたくなりました。



二人に会いたくて



金人にも



会えますように。


合掌




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