やばっ！

本当にこのクラスを紹介してくれてありがとう。
と、２週間目の朝レッドに礼を言った。
いいでしょう、このストレッチ体操？
うん、すごくいいわ、数日体が痛かったけど、元気が出てきたもの。
そーなのよね、私も救われたのよ。

２週間目の朝張り切って２０分ちょっと歩き、１時間のストレッチ体操をし、また徒歩で途中で買い物して帰宅。
と、そこまでは良かったが先日から何と無く気になっていた歯茎が痛み始めた。
見る間に腫れ上がり、今までにないほどの痛みに襲われ思わずベッドに横たわり唸った。
これじゃあ何もできないなと思いながら痛みとの戦い。
夕方近くになって寒くなってきた。
私の３階の寝室は家の中でももっとも日差しの当たる暖かい部屋なので、この時期に寒いなんておかしい。
と思いながらカーディガンを羽織って横たわった。
柔らかくて着心地の良いそのカーディガンはとても暖かくもあるはずなのに、それでも寒かった。
湯たんぽか電気毛布があればと願うほどだったが、そこでやっと気がついた。
この寒さは普通じゃないことに。
気温のせいではないのだ。
明らかに風邪か流感のせいだ。
慌てて絵描きの親友にもらった葛根湯を飲んだ。

そしてパジャマに着替えベッドに入った。
うとうとしたらしい。
目がさめると外は暗くなっていた。
猫の声がした。
いけない、猫の夕食の時間がとっくに過ぎている。
階下に降りて行くとき体が２倍にも３倍にも重く感じる。
猫たちに食事を与える。
すぐさま３階に。
体はもっと重くなっている。
階段を上るのがしんどい。
猫ども、私を運んでくれー。
身体中から汗が吹き出る。
暑い。

その夜は暑さで目がさめる。
時々布団を蹴って体を冷ましていたようだ。
今日もまだだるいが、昨日よりはずっと良い。
歯茎の腫れも引いて痛みも無くなっている。

あの体操のおかげで回復が早いような気がする。
来週も行くぞー、ストレッチ体操。