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2017年09月24日22:08

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映画「バトルシップ」☆☆☆

 ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品。
2億ドル以上の高額な制作費が投入して、一昔前のボードゲームの実写映画化という無茶な企画。
しかし、映画界でもっとも権威あるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)を総なめにする勢いだった本作は、確かに「勢い」だけあるなと素直に感心しました。
俗に言う、「細かい事を気にしてはいけない映画」である。

物語のツッコミどころを列挙するとキリがないですが、一つだけ言わせて欲しい。
あの宇宙人、全然悪くないよね?
多分、彼らは地球から送られた信号の発信元を調査しに来た調査団で、衛星とぶつかって通信装置にトラブル発生!何とか本国と連絡を取ろうと奮闘するも、アメリカ軍と自衛隊に攻撃されるという可哀そうな話。
ちなみに、この宇宙人の兵器がボーリングのピンみたいでアナログだなって思ったら、原作のゲーム「バトルシップ」ではピンが刺さると戦艦が撃沈するそうなので、大胆に原作通りと言えます。

この映画、変なところにリアリティがあり、例えば義足の傷痍軍人は本当に両足義足の元陸軍少佐を配役しています。
それから、戦艦ミズーリで最終決戦を挑むシーンを撮るために、本当にミズーリを補修して海に浮かべて撮影したようです。(だから2億�砲眄什酥颪�かさんだんだな。)
そして、その戦艦を動かした爺軍団は、本当に太平洋戦争に出征した(海軍)兵士たちということでリアリティある訳です。

ラスト30分は、「伝説の爺軍団70年ぶりに再集結、現役を退いた記念艦でパール・ハーバーを襲うエイリアンに乾坤一擲の勝負を挑み、残弾1発で勝負を決める!」海上決戦と、「漢は拳で異文化コミュニケーション、エイリアンと両足義足の傷痍軍人によるステゴロによるタイマン勝負!!!」の2本立てを観られます。
その他、名場面名言として、3番砲塔→2番砲塔まで150mの道のりをみんなで(重量1トンの)砲弾を担いで運ぶとか、馬鹿らしいけど胸熱な展開だったし、爺が敵の攻撃にビビる若い兵士に、「戦艦が簡単に沈むか!」と一喝するシーンは貫禄がありカッコ良かった。
リーアム・ニーソンの、「世界を救うのと娘は別問題だ。」からの、「チキンブリトーを食べながら話そう。」には、「チキンブリトーに始まりチキンブリトーに終わる。」というこの映画に通底する信念、もっと端的に言うと、「細かい事は気にすんな!」という作り手の意気込みを知る名セリフだった。

最後に、ブルックリン・デッカーにチキンブリトー食べたいとリクエストされたら、あれくらいのこと(コンビニから強盗)は誰でもやると思った。


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