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2017年09月15日04:37

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郷土の星

今日病院に入院していたおじいさんが退院して来ます。

しかし、悲しい事ですが、病院で亡くしたくない。

内の施設で、みおくりたいとの家族の願いからです。


食事も水分もすべて
受け付けないから

ただ息をひきとるのを見守るだけです。

2、3日か長くて1週間か。

何故帰って来るかは

偶然なんです。

この家族は私の故郷の
同じ町に住んでいたのです。

5分もかからない所の
ホテルの経営者なのです。

私も泊まりましたし、

友達も泊まりました。

おじいさんがカウンターでニコニコ迎えてくれていたのを覚えています。

娘さんの高校も近くにあったからよく知ってますし、

いろんなレストランや店の名に花が咲き、

本人も奥さまも、
これは、導きに違いないと驚いていました。


先月入所したときは、

話す事ができたのですが、すぐ入院してしまったのです。

故郷を知っている人の

そばで見送りたいとの

家族の願いで

退院して来るのです。


とても光栄です。


「郷土の星」


と言ったら照れていたから


それを筆で書いて


お迎えしようと



思います。



施設長も



こんな偶然の話を


聞いた事がない。



故郷を離れて




知らない横浜の外れに



来て、同じ町内にいた


人と出会うなんて…。



一杯故郷の町のお寺や

神社や御祭りや

お茶やワサビや

安部川餠や清水次郎長

、世界遺産になった

三保の羽衣の松、

日本平、富士山、

とろろ芋の丸子の里



そして、あなたの




電車道に建っていた




5階建ての




ホテルを




耳元でささやいて





みよう!



我らの



郷土の




星に






合掌
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