感謝

今年になって出費が続いた。
２０年使ってきた洗濯機と冷蔵冷凍庫が生き絶えた。
どちらも変になってもなだめなだめして使っていたのだが。
仕方なく新しいのを購入した。
その後屋根の修理と外壁塗り。
双方とも鉄筋を組み立てての仕事なので結構な費用だった。

私の乏しい貯金が心細い状態になってきた。
下宿人（次女のボーイフレンドで義理の息子みたいな英国人）がいる限り食い外れはしないのだが。

でもやはり心細い。
家は何かと管理にお金がかかるし。
なくなったお向かいのジューンさんが残してくださった我が家の裏の空き地、この整備にもお金が必要だ。
イギリスは土地にはあまり価値がない。
残された空き地というか荒地は建築許可を取れば少しは良い値段になるらしいが、保全地域でもあるので難しいかもしれない。
ともかくできることなら売るよりもなんとか保管したい。
夢の野菜畑の一角も作りたい。
まずは整備してみないと十分な日が当たるかどうかもわからない。
これもお金がかかる、と心配していたところに少しまとまったお金が入ることになった。
２年前に亡くなったジューンさんからだった。
遺言があって友人たちに残すよう示されていたのを、昔仕事場でシューんさんと同僚だった女性が弁護士と一緒に遺言通りに履行するために奮闘している。
その人から連絡があった。

ふーっ、いよいよ一文無しかと不安になっていたとこだったが、なんとかなりそう。
ジューンさん、大したことしてあげてなかったのにありがとう！
感謝です。