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2017年08月06日23:43

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絵描きの親友の前世 3

高校では二人とも絵画部に参加。
クロッキーやデッサンなど楽しみ、映画や絵画展など親友に誘われるまま楽しんだ。
二人とも勉強にはちっとも興味が湧かなかった。

彼女の絵画やファッションなどに対する知識の豊富さはいつも私を驚かせた。
ある時絵画展を部活で訪れた時、見終わった後野外で休憩中親友は絵画の先生と話し込んでいた。
私は少し後方でぼんやりしていたのだが、親友の質問にびっくりした。
「絵を描くことにおいてやはりスランプというものはあるんでしょうか?」
と。
スランプ?なんだろうこの言葉。
当時は今ほど会話の中に英語や外国語が混ざることはなかったのでびっくりした。
う〜ん、やはり彼女はすごい、と。
あの頃彼女が書いた詩がある。
それは何かいつもどこでも時間が自分を追いかけてくる
というような詩だった。
時間が追いかけてくる?
これってなんなんだろう?
考えたがわからなかった。

しかしこれが私の勝手な推理の前世のヒントの一つになる。
夏は海や川で一緒に泳ぎ男子には目もくれないで、芸術至上主義な高校時代を楽しんだ。
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