神戸大学生に学ぶ!
今日は、お隣の灘区の都賀川で行われた「灘チャレンジ」
というイベントに参加していました。
22年前の阪神淡路大震災後、神戸大学の有志がはじめ
られたコミュニティ創造型お祭りです。
私が副理事長を務めさせて頂いている、知的障がい者就
労支援施設も、「唐揚げ」や「ドリンク」の販売、射的
などで、毎年参加しています。そのテントの隣が、神戸
大学点訳サークルというブースでした。
「点字」のPRです。全盲の方が頼りにするのが点字で
あります。
点訳サークルには6名の学生がいるそうです。
学生たちと「群書類従=ぐんしょるいじゅう」という本
を今から200年前に出版した、全盲の「塙保己一=は
なわほきいち」という学者の話題になりました。
群書類従は、古代からの史書や文学作品の散逸を怖れた
保己一が、1,273の書物を網羅した本であります。
膨大な量の書物です。
学生のひとりの女性が言われました。「保己一は、それ、
全部耳で聞いて、すべて記憶して、話して記録させて
作ったんですよね。ごっついエネルギー、学ばんとね!」
爽やかな学生たちと過ごした、今日の一日。
気持ちの良い、ひとときでした。
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