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2017年06月10日22:11

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準決勝

 神宮球場で大学野球選手権準決勝。第1試合は千葉県大学代表の国際武道大と、関甲信学生代表の上武大の対戦。武道大の伊藤将司、上武大の西村雅暉の本格派同士の投手戦。140キロ台の直球主体で、時折変化球で打者の体勢を崩す。この投げ合いが小気味良い。5回、上武大は死球の走者を3塁に送り、打者の当たり緩いゴロだったが、これが内野安打となって先制。
 7回、武道大は四球の走者を置いて、リリーフした寺沢星耶から赤木陸哉が逆転2ラン。西村とはタイプの違う変化球主体の寺沢へのスイッチはいいが、ここは甘く入ってしまったか。8回、上武大は2死から四球。そこで田中悠太郎が同点の2塁打。ワンチャンスをものにする攻撃力が見事。そのまま9回が終了。
 今大会では、延長戦はタイブレークとなっている。武道大は服部創太の内野安打で1点取るが、次打者が併殺打で追加点を逃す。その裏、リリーフした平川裕太が2者連続三振で試合終了。タイブレークは好きではないのだが、最後の1球まで勝敗が見えない好ゲーム。登板した投手が皆良かったのが、試合が締まった原因だろう。去年の中央学院大に続き、千葉県勢が決勝進出。
 第2試合は、東京六大学代表の立教大と、札幌学生代表の東海大北海道キャンパス。立大21世紀初優勝で、選手権に出てくるのは初めて観た。調べてみると、前回は1966年。後に巨人入りした槌田誠が主軸の時代。選手権で勝利したのは58年以来。長嶋茂雄が卒業した翌年で、立大全盛期だった。
 勢いに乗る立大は、初回に東海大北海道の3個のエラーと死球で、ノーヒットで先制。以後立大田中貴也、東海大北海道太田将貴の、またしても投手戦。今回は球速130キロ台だが、変化球と絶妙のコントロールで、コーナーギリギリに決まる球が主体。
 田中は甲子園優勝投手であり、太田は全国制覇したこともある駒大苫小牧出身。8回、東海大北海道は2死から四球とヒットで1,3塁。ここで立大はリリーフ中川颯。福田涼太の打球は左中間フェンス際まで飛ぶが、一延びなく捕球される。結局このまま終了。1回が両チーム唯一の得点。こちらも投手陣が好投で、緊張感が途切れない好ゲーム。東海大北海道は1回の自滅が痛い。
 国際武道大の初優勝か、立教大の49年ぶりの優勝か。明日の決勝、観に行けなくて残念。
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