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2017年05月29日10:09

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人生意気に感ず「9条の会に出る。G7で反保護主義。地方議会の危機」

◇芳賀の「9条の会」に出た。私はこの会を貫く思想と立場を異にする。だから招かれざる客と思いつつ前回は恐る恐る顔を出したが、真面目な人々が真剣に学ぶ姿に打たれた。今回は9条の会の全国組織の様子をビデオで観た。会の人々は、憲法9条を頑なに守ろうとしている。自衛隊の軍隊としての実態、そして「戦争を放棄し、陸海空軍の戦力は保持しない」という9条の明文。この不一致は明らかである。最高法規と現実の大きな乖離。日本が置かれた国際環境で平和を守り国民の生命と安全をどう守るか。私は昭和15年生まれで、戦中戦後の飢えと欠乏の時代を生きた。戦争は嫌だ。では「嫌だ」をどう貫くのか。もう9条の会に出ることはしない。異分子の存在は会の人々にとり迷惑かも知れないからだ。

◇先進7か国(G7)の首脳会議が閉幕し、その宣言で「反保護主義」が明記された。
 アメリカ第一を掲げるトランプ氏にとって「保護主義」は、アメリカ第一を実現する手段だから譲れぬ線だと思われていた。自国の貿易第一を世界各国から進めれば世界の協調は乱れ、結局平和が脅かされる。世界の超大国で、公平公正のリーダーたるアメリカが保護主義を強引に進めることに、世界ははらはらしてきた。トランプ氏の今回の妥協に私はひとまずほっとした。
 傍若無人に見えるトランプも、国内的には弾劾の危険に晒され、世界の良識の目から批判されて謙虚さを取り戻しつつある現われか。

◇G7は、北朝鮮と中国問題を共同声明で取り上げた。北朝鮮では表現を強め「国際的課題の中で最優先」と位置づけ、中国に関しては、強引な海洋進出につき「いかなる一方的な行動についても強く反対する」と表明した。

◇それにしても、北の挑発は止まない。28日、新型ミサイルの発射実験に成功したと発表した。アメリカは、これに先だち、3隻目の原子力空母ニミッツを太平洋の北西部に向けると発表した。カールビンソン、ドナルドレーガンと共に北への圧力を示すものか。

◇154の町村の4割超の議会議長が将来、直接民主制へ移行する可能性を認めている。議会を廃止して町村総会で予算や条例を審議する制度だ。過疎、高齢化、議員を目指す人の減少などで選挙による議会が成立しない地域が増えているのだ。「地方」は民主主義の学校と言われるが地方が消滅の危機にある。(読者に感謝)

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