引揚者と言っても若い人にはわからないでしょう。
先の大戦で、満州や中国に残された方で、運よく日本に
帰って来られた方々のことです。
今日は、地元の神戸市東灘区御影石町の祭でした。
国道2号線から上が「上石屋=うえいしや」下が「浜石
屋」お宮は、綱敷天満神社であります。
10時から神事で、11時から直会(なおらい)で、一
杯飲みます。
直会で、今日、隣になった方は、私と同じく、酒の行け
るほうの方でありました。
今まで、過去の話はしたことがなかったのですか、話を
聞いてびっくりしました。
満州からの引き揚げで、父さんは行方不明。
母さんと、自分も含めて子ども3人は、終戦から3年後
に佐世保に帰って来れた。昭和11年生まれの81歳。
それから、毎朝、納豆やら豆腐を売って、命をつなげた。
この直会の弁当などは、極楽に暮らしているようなもの
や、有難いことやなあ・・・。
それは、直会ごとに感じていますと、私。
ふたりで「なっと、なっと、なっとう・・・」
という売り声を合唱しました!
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