思いがけない罪。

昨日のおっちゃんの刑罰の続きです。



昨日のブログで、ビール一本と書きましたからビール瓶

を思うことがあるかもしれません。実際は３５０ミリリ



ットル缶です。奥様が、それをたまに飲むぐらい。

本人は酒飲みではありません。



法事と言っても、ぼんさんを呼ぶような法事ではありま

せん。小さなアパートの一室で、奥さんの写真の前に、

ささやかなお菓子とビールを捧げ、おっちゃんが手を合

わす法事です。



本人の言葉。

「嫁さんは死んだけど、わしは元気で生きていけてる。

そのことがありがたくて、スーパーの前で、ちょっと飲

んでしもた。それがあきませんのか浦上さん。

しかも前の車がいきなり止まらなんだら、バイクが壊れ

ることもなかった。

バイクが壊れたことを見た、前の店の人が救急車を呼ん

でしもた。それが運の尽きですわな。

なんとかしていや、浦上さん」



「警察の言うことに逆らうのは無理や。だけど、おっちゃ

んとわしが、このことを乗り越えて、仲良く生きてくこと

は出来るで。悩みなはんな。仲良く行こうや！」