mixiユーザー(id:5343821)

2017年05月09日01:58

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ハイレゾしか聴かん

間違った頑固老人のようだが、スピーカーでは最近そうなりつつある。
単純に、oppo105しかディスクドライブがないが、HDDにかなわないので、HDDのデータ再生ばかりになる。

正月あたりにグラモフォン、GWでデッカのセールをやっていた。
で、わりと安いのでいろいろ買ってみた。
CDの廉価版は、なんらかのプロセスで品質低下が起こる印象だが、データダウンロードは値段と関係ないところが良い。

・リヒター バッハ管弦楽組曲
・カラヤン バッハ管弦楽組曲2・3 英雄 アイネクライネ すべて60年代初頭
・カラヤン ツァラトゥストラ デッカでのウィーンフィル
・マゼール シベリウス全集 デッカ ウィーンフィル
・フルニエ バッハ 無伴奏チェロ
・ジャニーヌ・ヤンセン バッハ
・村治佳織 武満徹のビートルズ編曲など
・アンセルメ ファリャ
・クナッパーツブッシュ ウィンナワルツ
・アシュケナージ・ショルティ ベートーヴェン ピアノ協全集
・アシュケナージ・プレヴィン ラフマニノフ ピアノ協全集
・メータ 惑星とスターウォーズ

その他。
これだけあると演奏の感想は書ききれない。

オーディオ的にだけいうと、結構いいんじゃないかと思う。
1950〜70年代はクラシック録音の黄金時代、世界のあちこちで綺羅星のような録音が情熱をこめて行われていた。
それが80年代にCD化され、無残な音になった。
CDは、普通にデジタル録音のもののほうがよい。
リマスターも、2010年あたりまでのものは、現代機器でいじりたおされてさらに無残であった。

その時代をよく知っているので、普通に「1960年デッカのウィーンフィルの音色、まだローカルですげ〜」とかいうのが、LP復刻とかでなく言えるのが、実はたいへん幸せと感じる。
1960年代前後のウィーンフィルやベルリンフィルの音を聴いていると、いろんなことがわかる。

逆に、N響のベルリン公演で印象的だったヴァイオリンのヤンセンや村治佳織を聴くと、現代の音楽シーンから離れているなと気づく。
こういうソフトばかりなら、アクロリンクの8Nケーブルとかがよさそうだ。

SACDの緑のレーベルが流行っているが、盤のクセはあるように感じる。
持論だが、ハイビットハイサンプリングとかいうより、再生メディアの問題が大きい気がする。

とはいえ、アバドとカルミニョーラのモーツァルトは非常に良い2000年代録音のCDリッピングだが、ハイレゾを聴きなれると、なんらか枠は感じる。
16ビット44.1キロで録音されて、無変換でダウンロードできたらどうなるのか興味がある。
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