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2017年04月12日08:48

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サワークラウトシチュー

このところ鬱々とした日々を過ごしている。
問題がたまりすぎて。
色々。

中でも昨年草木専用のゴミ箱のための支払いをラインでしたのだが、肝心のゴミ箱が届かない。
今年になって電話したが、その度にそのぶん払い戻すからその後に新しく契約と支払いをしてくださいと。
やけに快くテキパキとした返事。
が何も起こらない。
またミクシー日記のコピペ(2007〜2017)で忙しく庭仕事をしていないため荒れ放題。
その上ふと気がついたのだがパスポートが見つからない。
これは本当に憂鬱。
気がついてからは毎日あらゆるポケット、バッグ、引き出しをチェックしたがどこにもないのだ。
盗まれたのか紛失したのかさっぱりわからない。
昨年時々銀行に行く時など、身分証明として持ち出していた。
その度に無くしたら困るぞと注意していたつもりなのだが。

もう探すところはないので、再発行しかないと決断、昨日警察署にレポートに行った。
近所の警察署は引っ越したのか、消えている。
隣の地区に行った。
そしたら中年の婦人の係が出て来て、もう警察では受け付けていないのだと言い渡される。
けど再発行のためのレポート証明がいるんですが。
直接大使館に行きなさいと。
う〜ん、そうか、知らないうちに世の中変わっていたんだなあ。
そうだ、この近くには市役所があるから、ついでに草木用のゴミ箱の件を直談判しようと無駄足踏まないために市役所に入った。
つかつかつ寄って来た恰幅の良い女性が
なんの御用で?
あの、草木用のゴミ箱の件で。まだ受け取っていないものですから。
それならここに並んで番号を受け取ってください。
しばらくすると兼の女性が、あそこの電話を使ってこの番号に電話しなさいと紙切れを渡される。
はい、どうも。
電話すると、しばらくお待ちください、あなたは4番目になりますとレコーディッドヴォイス。
そしてジャカジャカ音楽。
なんだ、ここまで来ても電話の対応なのか。
それなら家から電話するのと変わらんなあ。
ほんとはメールしたかったんだが、ネットで調べてみたが適切なアドレスが見つからなかったのだ。
結局以前家から電話した時と同じ「払い戻しますからその後再契約してください。」で終わり。
この頃は実際生きた人間と面と向かって話して解決するってことはないのか、電話だってそうだ、なになにの場合は3を押してくださいというアレが永遠に続く。
市役所をでて気分転換に近くの小さなマーケットを覗く。
あれ?休日?
がっかりして一つだけ出ていた屋台のメニューをぼんやり眺めていた。
美味しそうなソーセージを挟んだホットドッグが目につく。
いつもの安っぽいホットドッグではなく、細めのバゲットにフランクフルトではないソーセージが挟まれている。
ポットからも美味しそうな匂い。
「どうですか、お決まりですか?」
兄さんが人懐っこい微笑みを浮かべている。
「う〜ん、迷ってるの。」
「サワークラウトシチューなんていかがです?」
「サワークラウト?好きなのよねー。」
「美味しいですよ。」
「でもホットドッグも美味しそう。迷うなー。」
「じゃあ、こうしましょう、それぞれ半分づつってのいかがです?」
「それに決めたわ。」
兄さんに勧められてテントの隅の小さなテーブルについて待つ。
しばらくしてサワークラウトシチューが出て来た。
スライスされた細めのバゲットが4切れ。
バゲットも温められている。
う〜〜〜ん、美味しい。
酸味があってソーセージやマッシュルームが入っていて、少し赤いのはパプリカかな。
バゲットに汁をしみこませたのがまた美味しい。
ホットドッグが出て来た時にはほとんどお腹いっぱい。
ホットドッグも美味しいけれどサワークラウトがなんとも美味しい。
食べながら聞くともなく聞いていると
や、お嬢さん今日わ
ミスター、ご機嫌いかが?
いい天気ですね
と通り過ぎる人々に声をかけている。
商売気だけではなさそうだ。
人が好きなんだろう。

美味しかったわ、と立ち去ろうとしたら
はい、どうも、XXです。
と兄さん。
あ、払わず行くとこだったわね。
慌てて支払って一緒に笑った。

いやいや、無駄ではなかったなー、今日は。










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