それは、6年前の東日本大震災であります。
あの日、選挙から1か月前で、議会も休日で、みんなで
うらがみ新聞配りに出かけていました。
夕方、住吉の談話室に集合して点けたテレビで、あの津
波をみました。声もありません。
気仙沼か大船渡からの中継で、「陸前高田は、壊滅した」
という情報が入っています、といううわずったアナウン
サーの声が忘れられません。
あの日、新聞配りに行っていたのは、東灘区の本庄町とい
うあたりでした。今日は、そこにある「たかしま」という
居酒屋に出かけました。静かな、鎮魂の酒です。
そこで、近所の東灘小学校で少年野球の指導をされている
知り合いの方々と出会いました。
少年野球をしていた笑顔の青年もひとりおられました。
ことし、就職ということで、熱い握手を交わしました。
「背の高さを、浦上さんに見せてみいや」ということで、
青年は立ち上がりました。
頭は、雲の上!188センチということでした。
ああ、これからの復興やら、新日本の建設。頼んだぞ、
頼んだぞ!と、再度、握手を交わしました。
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