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2017年02月14日17:27

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今日の本は「植民人喰い条約 ひょうすべの国」です。

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芥川賞作家の描くTPP後の未来小説?いや、マスコミの報じない現実かも。「九州のひょうすべとは無関係」(p23)って書いてるけど、「ひょうすべ」って妖怪なんだよね、じゃあ、これは怪談か。怖いもの見たさで最後まで読んでしまった。言いたいことは至極ごもっとも、よ〜わかります。しか〜し、この著者の表現がわからん・・わからん・・ああそうか!っと思っても・・違うかな?・・と。「ひょうすべ」正式名称は「NPO表現がすべて」(p47)、「ヤリテ」は「野党リベラルフェミニズム、手をつなごう男とだけ」の略称(p52)。わかりますか?「このISDあるいはISDS条項・・今では悪魔の添付ウイルスに化けて・・」(p98)「・・そもそも政府が約束を破る事を、通常業務にしている国なのである。ていうか馬鹿丸出しの墨塗り条約にハンコついてそればっかりはくそ守る・・・世、界、最、低、国、で。」(p123)「・・ていうか民営化とは何か? 外国がにっほんの金を絞り取る装置にすぎない。・・」(p123) こんな普通の表現も時々でてくるけどね。しかも後書きが「・・皆さんご注意を(ことに特区、緩和、民営化、って死神ワードだから)。(p252)

「植民人喰い条約 ひょうすべの国」
笙野頼子 著
河出書房新社 2016年11月30日発行
本体2000円(税別)

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