mixiユーザー(id:12569023)

2017年02月13日10:10

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人生意気に感ず「日米会談は出来すぎか。北のミサイル。増々の日本の真価」

◇深夜、安倍・トランプ両首脳の共同記者会見を見た。先日のトランプ大統領の激怒する姿が生々しく比較されるせいか、いく分謙虚に見えた。期待通り、トランプ大統領は全身で歓迎を現していた。共同声明の内容は期待以上と思われた。特に注目されたのは安全保障である。尖閣諸島の防衛に関しては、同島が安全保障条約第5条の対象であることが確認された。日米両首脳のこの会見には全世界が注目している。私は、特に、中国の習近平主席と北朝鮮の金正恩氏が瞬きもせず見詰めているに違いないと思った。
◇アメリカ第一を叫び、そのために保護主義を打ち出す新大統領の正体ははっきりしない。予測不能の中で、世界の目は少しでも何かを掴もうと必死である。その上に中国と北朝鮮は具体的に重大事な関心を抱いているに違いない。
 そんな折、重大事件が発生した。安倍・トランプ両首脳がゴルフに興じている最中、北朝鮮が日本海にミサイルを撃ち込んだのだ。日米同盟を深化させてアジアの安定、世界の安定を実現しようと確認した矢先である。正に日米同盟へのあからさまな挑発である。核保有国であることをアメリカに認めさせ、国家の存続を図ろうとするなり振り構わぬ姿である。
安倍首相は「断じて許されない」と決意をあらわし、トランプ大統領は、この安倍発言を100%支持すると表明した。
◇安倍首相の発言の中で、私は次の点に注目した。「意見の違いを恐れない。会話が閉ざされることを恐れる」。この度の安倍訪問は一応成功したといえる。「一応」というのは、今回の成果がどのように継続し発展するか不明の点が多いからだ。しかし、トランプ大統領が世界をリードするアメリカの本来の価値と理念を語れぬ本質だけに、日本の役割が相対的に上がったことは確かだと思う。安倍首相は、TPPに関する発言にも見られるように、自由、平等、公平、法の支配といった普遍的理念を随所で表明している。私は、安倍首相の立つ基盤に日本国憲法が存在する意味は大きいと思う。
◇世界中が大衆迎合、自国第一、狭いナショナリズムに向かいつつある。最も安定した国、日本の存在が光る。その光の中心は、自由、平等、人権などの価値である。このような日本の真価は地方の安定にかかっている。県都前橋の選挙結果はこのことに深く関わる。(読者に感謝)

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