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2017年02月08日09:54

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人生意気に感ず「市議選と衆愚政治。トランプの失政で笑うのは。英議会の決断」

◇前橋市議選が中盤に入った。外野席から眺める選挙戦は誠に御粗末に見える。政治不信が変わるとは思えない。地方の時代の意味は重い。一方で地方議会の形骸化も深刻。民主主義は大衆迎合主義の風潮の中に衆愚政治に化そうとしている。小池都知事の「都民ファースト」の動きは地方を変えるインパクトになるであろうか。
◇トランプ大統領の拙劣な政策遂行が世界の混乱を生み、米国の威信を失墜させている。アメリカは自由と民主主義の擁護者という世界的役割を果たすべき国。アメリカの失態は対立国を利している。最大の対立国中国はアメリカの混乱と変化に最大の関心を寄せている。じっと鳴りを潜めながら眺めている北朝鮮、そして敵失を最も喜んで眺めているのは「イスラム国」(IS)だろう。ISに格好の宣伝材料を与える。反米を叫ぶ世界の若者の中から新たなテロリストが生まれることが懸念される。トランプ氏が世界から批判の集中砲火を浴びる中、安倍首相は訪米しゴルフをする予定。トランプ大統領にうまく利用されることが最大の懸念である。
◇イギリス下院議長が、トランプ大統領の英議会での演説に強く反対している。イギリスは議会制民主主義を発達させた国であり、イギリス議会は「議会の母」と言われる。トランプ大統領の政治姿勢、特に難民・移民政策に強く反対する点を捉え、議会演説の栄誉にふさわしくないという理由である。
 メイ首相はEU離脱を進める。「イギリスファースト」のナショナリズムの施政には批判も多い。それに声援を送るのがトランプ大統領である。イギリスとアメリカは、歴史的に「特別な関係」にあるが、現代の新たな「特別の関係」を作ろうとするのか。しかし、それは本来の特別の関係に比べ、軽く一時的で、皮相に思えてならない。
◇先日上毛本社で連載小説「死の川を越えて」の挿絵について打合せた。ハンセン病に対する「差別と偏見」が一つのテーマであるが、全体を貫く小説のマグマが挿絵に現われることを願っているからだ。
 差別と偏見は人間の心に根ざす今日的かつ永遠の課題。無知がそれを生み弱い所に常に現われる。福島から逃れた転校先で「放射能がうつる」といじめられる例が跡を絶たない。教育が本来の役割を果たさぬ事に一因がある。(読者に感謝)

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