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2017年02月06日10:24

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人生意気に感ず「前橋市議選の火蓋。東京都区長選。小池派の圧勝」

◇昨日(5日)、前橋市議選の火蓋が身を切るような寒風の中で切られた。いくつかの出陣式に出た。選挙からは手を引いた私であるが、かつての支援者の輪は健在で、頼まれれば断れない。
 今回の前橋市議選には、一つの特色がみられる。13人もの新人、新たに選挙権を得た18歳19歳の有権者約8,000人の動向である。
 最近の著しい状況は政治不信と政治離れである。自治体の中には、立候補者が少なくて選挙にならず条例で議員の定数を減らして選挙を実現する所も現れていた。正に民主主義の危機。アメリカの大統領選の動きは、過去1年以上に渡り、全世界の耳目を集めた。東京都議会の動きも小池知事の誕生をめぐり、東京五輪問題も絡んで日本中が巨大な劇場と化していた。それらは人々の政治的関心を大いに高めたといえるが、今回の市議選にどのような影響を与えるであろうか。
◇出陣式に集まる人々は相変わらずほとんどが高齢者である。トランプ氏の政治姿勢は大衆迎合の象徴のように見られた。地方選挙は大衆迎合そのもののように見える。よく「どぶ板選挙」と言われる。どぶ板を踏むように、身近な問題を訴えることは重要なこと。しかし、地方の政治家もそれだけでは済まない。志を持ち、理念を持たなければ社会の進歩発展に貢献出来ない。政治不信が極度に高まり、地方議会が形骸化したと言われる原因の一つは議員の質の低下にある。前橋市議選でどのような新人が当選するかは前橋の未来に関わること。大いに注目したい。
◇東京都の区長選は、小池都知事と自民党都連との代理選挙と言われ、大いに注目を集めた。小池知事の支援を受けた現職が、自民党推薦の与謝野氏を大差で破った。投票率は前回を11.4ポイントも上回り53.67%。千代田区は、都議会のドンと言われる内田氏の地元でもある。夏の都議会選挙に大きな影響を与えるに違いない。
 小池知事は夏の都議選で自身の支持勢力の過半数獲得をめざし「都民ファースト」の会から40人以上の候補の擁立を目指している。今回の区長選の結果は強い追い風になるに違いない。アメリカファーストの嵐と対比して爽やかなものを感じる風である。これは地方政治の改革につながることが期待される。「地方の時代」の勢いは、東京五輪と結びついて大きなうねりになることが期待される。(読者に感謝)

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