松岡外務大臣から学ぶことは、彼が日本に帰ってきた時に
国民から罵声を浴びると思っていたのに、大歓声を持って
迎えられたということです。
国際連盟に行っていた時の新聞を見て、彼は腰を抜かしま
した。
新聞全紙が「国際連盟を脱退すべし。日本は孤高の道を行
け」という記事に高揚していたのでした。
このことはすこぶる重要なことだと思います。
その後の日本の悲劇を思う時、国民が世界情勢を学ばずし
て、空気に踊らされて流れていくことの何と危険なことか
と感じざるをえません。
日本の悲劇が終了してから70年。
それから日本は、戦争をしておりません。
特に我が国と共に作って来た、日本国憲法は、世界に誇る
ことが出来る憲法であります。
日本と戦争をして、ヨーロッパにも乗り出して、何百万人
もの命を奪ってきた我が国としては、日本の憲法に学ばな
ければならないことが大きいのではないでしょうか。
国際連盟の悲劇に学んで、国際連合が出来ましたが、いま
だに、底抜けの力を発揮しておりません。
が、国連に力を与えることがいまこそ大切な時はないので
はないでしょうか。
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