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2017年01月22日22:09

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駅弁大会、その5

駅弁大会最後の休日。
天気のいい日は続いていたが、今日は風もなく屋上にも人が多かった。

「島根牛すき焼き煮切り丼」、島根県
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いつもはたぬ〜お気に入りの「島根牛みそ玉丼」という看板で出店なのだが、今回は「牛肉駅弁 頂上対決」での新作を用意してきた。すっぽんの出汁を加えたすき焼き仕立て。味を変えただけでスタイルは「みそ玉丼」そのまま。それだけに安心できる。これがハズレ弁当だったら看板商品にも瑕がつくというものだ。
牛肉を煮た弁当はたくさんあるが一風変わっている。そんなに味が濃くないのだ。それにタマネギやシラタキがたくさん入っているのも嬉しい。
「みそ玉丼の方が良かったなあ〜」と敬遠していたのだが、もっと早く選んでいたらリピートしていたかもしれない。

「炙り牛たんとA5仙台牛弁当」、宮城県
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牛たん弁当で有名な調整元(こばやし)の新作。牛たんと牛肉煮の両方が楽しめるという贅沢版。
牛肉煮は甘みよりも醤油の辛みが効いていてなかなか良い。牛たんが美味いのはいつも通り。出来立てだとまだ温かくていっそう美味。

会場に戻り、いつものように清泉寮のソフトクリームを食す。
美味いなあ、これ。

夜用を調達し、最後に菅原ぶどう園へ。
ここは駅弁大会のオアシスになっている。紙コップ一杯200円のぶどうジュースが売れている。客が絶えないのだ。瓶詰のジュースを買っていく人も多い。
忙しい中ずいぶん長く話をすることができた。いろいろな裏話を聞くことができ楽しかった。

では、ここから夕飯。

「氏家かきめし」、北海道
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お馴染みのかきめし。駅弁大会で食するのは久しぶりか? と思ったら、ほぼ毎年食べている。
これも変わらぬ美味さだなあ。当たり前に美味い、というのも実は難しいことで、やはり駅弁大会の常連組には相当の実力があるということだろう。
カキの出汁で炊いた濃いめの味のご飯の美味しいこと。これが全て。カキですらおまけに思えてしまうほどだ。もちろんカキも美味しいんだけどね。

「ダイダラボウのはまぐりめし」、茨城県
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今年はほとんど行かなかった輸送ブースから。これ欲しさのために少し並んだ。
ヘタウマの絵の掛け紙も、竹を編んだ容器も味がある。薄味で炊いたご飯(おこわ)にハマグリが乗る。添えられた煮物も薄味で美味い。丁寧に作られた弁当で、これももう長いこと変わらない。
大男(ダイダラボウ)がハマグリを食べ、その捨てた貝が積もって岡になった、という伝説が名前の由来となった。
駅弁高額化の中にあって880円という安さも魅力。もちろんそれ以上の価値がある。今年も食べることができて良かった。

「飛騨牛ローストビーフ使用 牛しぐれ寿司」、岐阜県
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これも駅弁大会常連の人気弁当。「牛肉駅弁 頂上対決」用にリニューアルしたらしいが、どこがリニューアルなのかよくわからない…。
それはともかく、文句なく美味い。
牛肉煮は野性的な風味。ローストビーフは抜群に美味い。肉のサシの入り方が絶妙で、肉質も柔らかい。ワサビ醤油で食べさせるあたりも「さすが、よくわかってるねえ」と言いたくなる。妙なソースなんかより牛肉に合うのは醤油なのだ。そしてワサビ。
先日別のローストビーフ弁当を食べたが、比較にならない。
味噌漬け大根、菜の花、なたまめの花、など箸休めもことごとく美味い。
これ、実はたぬ〜のお気に入り。

「のどぐろとサーモンといくらの弁当」、新潟県
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2013年衝撃の初登場以来すっかりレギュラーになった。
初登場時は高価弁当だったが、今ではそう高くも感じない。それだけ駅弁も高価化しているということだろうと思う。
これも変わらぬ美味さ。小ぶりながらのどぐろがたくさん乗っているし、片面だけ焼いた鮭がこれまた美味いんだよね。むしろ鮭が主役なのではないかと思うほど。
イクラは箸休めだね。
なんだかんだ言いつつ毎年食べているお気に入りだ。

あ〜、今日もシアワセでした。

というわけで、今日の駅弁。。。

・北海道、根室本線/厚岸、氏家かきめし、\1,080
・宮城県、東北新幹線/仙台、炙り牛たんとA5仙台牛弁当、\1,500
・茨城県、大洗鹿島線/大洗、ダイダラボウのはまぐりめし、\880
・新潟県、信越本線/新潟、のどぐろとサーモンといくらの弁当、\1,530
・岐阜県、高山本線/高山、飛騨牛ローストビーフ使用 牛しぐれ寿司、\1,500
・島根県、山陰本線/松江、島根牛すき焼き煮切り丼、\1,200
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