しかし、何ですな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って言うか、アレですわ。
私なんか、前から、こう思ってるんですよ、
「手前(てめえ・・・自分、の意)で選んでる物事なんか何ひとつ無え」ってね。
そんな風に心の中で言語化してですな、ぼんやりとそれを抱えて生きてたんですが、ある時、
偉ぇ小説家の先生の「脳味噌うだん室」・・・じゃない、「悩み相談室」みたいな本読んでたら、
「人生で大事な物事は決まって、向こうから勝手にやって来ます。
あなたが選ぶ余地などほとんどありません。チャオ。」
なんてサラッと書いてあって、そらもう、驚いたの何のって。
そうか。
「凄い人」って、いろいろと、悟りきったようなところがあって時々、ドキッとさせられちまいます。
まあ、それはそれで。
思い返してみたら私にとって「大事な人」って、何人何人ももいるんですがね、
ほとんど真っ直ぐ、向こうから私を見つけてやって来てくれました。
名前は挙げませんが、あのひとも、あのひとも、そうです。
これは「私が魅力的」という自慢のように聞こえたら困るんですが、そうじゃないんです。
私ときたら、「奇妙でイビツ」ではあったかも知れませんが、魅力的とはほど遠い・・・いや、遠かった。
(その後、少しは脱皮できたつもりではありますがね。まだ「羽化」にはほど遠い。)
「大事なもの」もそうです。
棚からボタ餅が落ちてくるみたいに、私めがけてやって来てくれました。
本も、音楽も、ギターも、洋服も、レコードも、バイクも。
逆に、私のほうから憧れて、近付くようなことが稀にあったとしても、
ほとんどが上手くいきませんでしたな。はははは(←あかんやん)。
何かと不思議な事って、多いに越した事ぁ無え・・・ってことで御座います。
朝起きて、「今日もやりてえことがやれる」って考えると、まるで阿呆のように幸福感が湧いてきます。
「やれること」はやれることであって、
「やんなきゃなんねえこと」には墜ちていくことは金輪際、ない。
「ロック」も、真っ直ぐに私のところへやってきてくれた物事のひとつでありんす。
だからこちらも真っ直ぐに答えてやりましょう、ってなもんで。
心がウズウズしちまう程、やりたかったことが今日、実現の運びとなります。
それは何か?ってぇと、
オオサカ・梅田の「ハードレイン」っていうハコにて、
ロックンロール魂に溢れかえった「赤井祭り」!
共演はまるで親戚筋のような気ぃさえする面々、
ミライノス、ミーミーズ、加納良英。
勿論、我々ROCA'66も、堂々の出演。
私なんかライヴ出演は・・・・・・・・・二箇月ぶりで御座います。
皆さんも、真っ直ぐ、ご来場いただけるのを心より、
お待ちしておりますです。
あなかしこ。
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