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2017年01月09日20:27

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追羽根や天の歓声地の笑顔


今日は、わが談話室で、新春句会が開かれました。

大丸OBOGの句会です。



私の「句」で高得点を得たのが表題の句です。

今や、羽根つきの音や声は、まったくと言っていいほど

聞かれなくなりました。

私の句は、郷愁の句であります。

86歳になる句会の先生は、羽根つきに興じる少女の存

在を永遠に伝える名句であると褒めて下さいました。



次に高得点の「句」は、

代々の正月記す器箱=だいだいのしょうがつしるすうつ

わばこ、というものでした。



今から半世紀近い昔、私は大丸神戸店の漆器売場に勤め

ておりました。輪島塗や山中塗の屠蘇器やら重箱を扱っ

ていました。

外商部の方に連れられて、名家の器を見分に行きました。



屠蘇器や重箱の木箱の蓋の裏に、和紙に「昭和21年、

戦争終り、元日に親族集う。総計18名」「昭和22年、

長女嫁し、元日寂し」などという書き込みがありました。

名家は、ちゃうなあ、と思ったものでした(笑)
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