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2016年12月30日00:34

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人生は蝋燭、魂はちいさなほのお

生と死だけのことでしかない。

しかし、死は語る。

夜空に飾られた星のように、

死という事実は雄弁に語る。


人は誰もが、死を迎えるための準備にも等しいが、

そのうちにはまたさまざまな感情が隠されている。


ボクラは絶えそうな小川に住んでいる小魚。

枯葉に守られて生きているんだろう。


オクラは緑の角形をした植物。

だいぶんにねばねばしていておいしんだろう。


油に付けられてこんがりと焼かれることを夢想してはならない。


地獄の業火は、それこそが君の不幸たる鉄の鎖を、

焼き払うものだと信じてくださいませ。

何かを知れようと思うのであればそれは舟のようにやはり、

小川をわたる運命のしるしなのでしょう。


天変地異も奇奇怪怪もおとずれる。しかしそれらはすべてが信じつ。

わたしは身体と魂をどうにか、あわせるだけのことだけしかできない。

はっきりと知っている。

あのオリオンを作り出す星の一つ一つは、

太陽よりも遥か大きいということを。


空の声と風を聞くのだ。我々はまだ何も知らないということを。

中世に生きた友人よ、盟友よ、君らの墓標を天に掲げよう。
わたしの屍もその場所に葬れたならば。

命とは何だろう、

生きたれば

君こそが宇宙だろう。


尊く、何よりも尊くあればホザンナ。

命と死の意味なんて知らぬよホザンナ。

だが美しく、だが美しく風は吹けよと願うのだ。

どうか夢がかなうような、悲しみのないところには光が満ちていると。

願うのだよホザンナ。
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