ヴェリ・メリ・クリスマス&ハッピ・ニュ・イヤー
などと
一緒くたに言ったりするけど、
おいおい、まだ早いぜ、年は明けてから「おめでとう」って言うんだろ?
とか、ついつい思ってしまうのだけれど、
そのへんは文化の違いによる、認識の違い・・・なのであろう。
クリスマス・イヴ的に、明ける前からハッピー・ニューイヤー!と言ってるのだ、と
考えれば納得いかないこともないんだが、
12月31日の11時59分・・・から0時00分になって、
その瞬間に世界全体が新しくなったような感覚は、楽しくて捨てがたい。
(日本ではその頃、「除夜の鐘」が鳴っている。)
新しくなった世界で、初めて言うのだ「明けましておめでとう」と。
しかし、明けて、何がめでたいのだ・・・・・・などと考え出すと
我々はもう、「シニカル」に足をつかまれている。
でも、本当に、何が「めでたい」のだろうか。
往々にして挨拶って、どう考えても儀礼的なものなのだが、
それはやはり、お互いに、
励ましあってポジティヴに、このあとも人生を生き抜いていこうぜ、
という意味があるのだ。きっとそうだ。
年を越す、ということは
今年も1年、生き延びたぜ・・・・ということであろう。
年を越せない人、も 現実にいるのだ。
むむ、
そう考えるとやはり、
「明けました」のはおめでたいこと、なのかもしれない。
我々はそんな風に丸くなって行く。
それはきっと、
いいことなのだろう。
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