mixiユーザー(id:4941862)

2016年09月28日23:52

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映画「ラッシュ/プライドと友情」☆

芸術作品のような映画モータースポーツ
タバコとドラックと酒と女を欲しいままにした天才ドライバーと節制と綿密な作戦とマシンの調整でF1を制した秀才ドライバーのプライドと友情の物語。

まず、F1レースシーンの迫力に度肝を抜かれ、これどうやって撮影したのか不思議に思ったら、実際にF1ドライバーに運転してもらったということでもっと驚いた。
あと、実際の二人はF3時代から友達でお互いに刺激し合って成長したとのことだが、本作のように頂点を争うトップオブトップな人々は孤高だろうと思わせる本作の方が飲み込みやすかった。

女性の配役が極端で、使い捨ての駒か添え物としてしか役割を与えていないところの思い切りが良い。
しかし、この映画は決して男尊女卑的なメッセージを伝えたい訳ではなく、この映画における女性とは「車」であるということを強調するための演出として利用しているだけである。
例えば、劇中車を愛でるオーナーに、「男が唯一愛するのは車だ。」と言わせたり、イタリアで車が故障してヒッチハイクする時、美女でなくF1ドライバーに興奮するイタリア男のシーンを入れたり、車(F1)に心酔する男達の映画として描いている。
しかも、天才ドライバー(ジェームズ・ハント)の方は結婚してから成績伸び悩み、離婚して女を抱きまくったら優勝するという野生的なカンで生きている男として描かれている。

天才ドライバー(ジェームズ・ハント)は、スリルと興奮・富と名誉を求め、秀才ドライバー(ニキ・ラウダ)は、数字と理屈で理解し仕事として結果を出すために走るという、分かりやすい構図によりF1というあまり身近でない世界に入りやすかった。

物語ラスト、(飛行場格納庫で)ニキがハントの事を尊敬していると告白するシーンは唐突で正直置いてかれた。
クライマックスの富士スピードウェイ前に↑のシーンを入れ、実話通りニキは会場を後にして空港で結果を聞くという方がスマートだと思った。

最後に、実際の人物と似た人をよく見つけてきたという点もすごいと思った。

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