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2016年09月19日05:51

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「エチオピア紀行(69):ラリベラ最大の聖救世主教会へ

 昼食後、僕らは行動を開始した。おそらくエチオピア旅行で最大の見物の1つについに出かけるのである。

◎まず第1教会群に
 おそらく歩いても大した距離ではない。それでも僕らはバスで行く。どこまでも自分の脚で歩く現地の人たちには、笑われてしまうだろう。
 12の岩窟教会を回るのだが、僕たちはまず最初にヨルダン川(注 ラリベラ王がエルサレムに模して名付けただけで、イスラエルとヨルダンを流れる川とは大違いの小川に過ぎない)西岸の第1教会群を行く。
 もっとも最初からそう言われたわけではない。ただ連れて行ってもらうだけで、第1教会群に行くことは後から分かったことである。
 バスを降りて、僕は、世界遺産でも大したことはあるまい、とたかをくくっていた。何しろ鉄器は持っていても、機械もない時代の硬い岩石のくりぬきだ。

◎最初の訪問はUNESCOの大鉄傘に守られた聖救世主教会
 ところが近くに来て、呆れてしまった。
 岩の穴ぼこに巨大な屋根が付けられている。最初はなかったが、世界遺産になったから、とUNESCOが設置したという。屋根の現代性が、中世的岩窟教会にはいささか似つかわしくない(写真)。
 近づくと、穴ぼこはかなり巨大で、その下に周囲の岩をくり抜いた形を残した、これまた巨大な岩窟教会が鎮座していることが分かる。外形だけではない。内部もくり抜かれて、普通の教会になっているのだ。
 下に降りて行くには、狭い階段の通路を降りていく(写真)。これも、岩を削って階段が造られている。
 ラリベラ最大の規模を誇る聖救世主教会である(写真)。

注 GREEによる容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、http://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201609190000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「10〜20年後の人工知能の時代はどう生き延びるかを問われる時代;科学技術」

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