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2016年09月08日05:50

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コップの中の嵐の民進党代表選、蓮舫の当選を願う、ただし逆説的なので誤解無きよう


 民進党代表選が2日、告示された。代表の座を狙う3人の候補者が全国を回って遊説しているが、盛り上がりはない。コップの中の嵐、という感じか。

◎民進党幹部の胸をなで下ろさせた代表選の実施
 今回の代表選、告示前の序盤戦は岡田執行部を継続する代表代行の蓮舫が独走状態だった。誰も対抗馬が出ずに無投票となれば、世間から全く注目されない、と民進党内部ではむしろ焦りすらあった。
 そこに元代表の前原誠司が名乗りを挙げ、何とか代表戦の格好が付いた。告示当日、第3の候補として新進の玉木雄一郎もやっと20人の推薦人を集めて代表戦に滑り込んだ。ちなみに玉木は、あろうことか「古靴」の菅直人の推薦まで得て、やっと20人を集めた。玉木の人物は、この程度、というところである。
 ただ衆目の見るところ、蓮舫の強さは変わらない。前原としては、何とか蓮舫の1回目の過半数を阻止し、2、3位連合を組んで決選投票で逆転したいところだが。さて――。

◎前原代表なら厄介、僕的基準だが
 民進党を全く評価していない僕にすれば、前原代表になるとむしろ厄介だ、と考える。健全なとまではいかないが、一応の安保観がある。民進党の評価が上がれば、安倍政権への対抗軸になり得るからだ。
 その点、空っぽの「白痴美人」の蓮舫なら、そのうち必ずボロを出す。いわゆる「脇の甘さ」が目立つので、逆説的に安心できる。
 例えば、蓮舫と言って誰もが思い出すのは、旧民主党政権時の事業仕分けで、調子に乗ってスパコン予算に大なたを振るい、必要性・重要性で食い下がる説明者に「2番目ではだめなんですか」と、科学技術への無知をさらけ出したことだ。むろん科学者からは、この妄言は集中砲火を浴びた。

◎脇の甘さ、人間性の底の浅さ数々
 さらに2010年の行政刷新相時代、国会内で規則に反してファッション誌の撮影に応じて批判されている。総額300万円近いブランド服を着てポーズを取った姿など、いかにもミーハー色丸出しであった。こんな女のどこが、庶民的なのだろうか。
 さらに最新号の週刊誌によると、告示前とはいえ代表戦を放り出して与論島に遊びに行っていたという。野党とはいえ、もし政権に復帰したら首相になる人物である。与論島などに遊びに行くなど、危機管理の点からも考えられない。
 さすがにまずいと思ってか、蓮舫は与論島まで追いかけてきた記者の問いに答えることなく、振り払って逃げた。
 さらに問題ある男性との関係についても、メディアにまだ説明をしていない。
 前代表の岡田を、執行部の一員であったのに、「つまらない男」と軽侮して、「私はユニーク」と自慢した。上司を酷評して自分のバリューを高めるなど、酒席の場を除いて社会的には許容されない。蓮舫という女の底の浅さが露呈した。

◎二重国籍問題がクローズアップ
 ――と、前々日までの予定稿に書いていたら、果たして台湾との二重国籍問題が噴き出した。台湾は日本の友好国だが、公党の代表が外国との二重国籍であれば、これは大問題である。
 蓮舫は、この問題がネットなどで報じられ出した後、1度は17歳の時、台湾国籍はすでに放棄した、と反論・弁明した。ところが6日に至って、「今なお確認が取れない」と言い出し、同日、台湾当局に対し、現在も台湾籍があるか確認手続きを取り、同時に台湾籍を放棄する書類を提出した、と弁明している。
 二重国籍問題が取りざたされるようになった3日の読売テレビでは、「私は生まれた時から日本人」と言っていたから、「生まれた時から」は、少なくとも虚偽だったことになるし、17歳の時に台湾籍放棄も今となれば怪しい。
 やっぱり、かなりの脇の甘さ、大甘である。代表としての資質を欠いている、と言うしかない。
 野党第1党の代表になれば、折に触れて週刊誌の厳しい追及を受けることになる。これまでの経緯を見ると、乗り切れないのでは、と僕は思っている。一時的には上がっても、民進党の支持率を再び落として辞任、と見る。

◎麻薬におぼれる民進党の当落ギリギリ層、それは自壊の道だ
 これとは別に、蓮舫は、岡田の進めた共産党との共闘を基本的に継承する考えを示している。
 これは、共産党の票がなければ当選がおぼつかない当落ギリギリ層の支持を受けるだろう。しかし、これは危険な麻薬である。
 共産党は、決して善意で民進党を支持したわけではない。共闘関係を利用して、民進党の支持者への浸透を狙っているのは明らかだ。そして共産党の支援で当選した連中は、彼らに負い目を持つ。何か頼まれれば、断れないだろう。共産党的統一戦線の一端に連なることになる。
 共産党に依存する道を選べば、民進党は自壊の道をたどることになる。その道を掃き清めるのが蓮舫である。

昨年の今日の日記:「時代錯誤の産業国有化・核廃絶を唱える極左派コービン躍進のイギリス労働党の憂鬱;現代史」


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