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2016年06月30日14:24

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心のリボン

プールの帰り小さな図書館に寄りました。

24年前の新潟市立小学校、おばた ただお
校長先生の「心のリボン」のお話を読み感動しました。

運動会の閉会式の挨拶です。

子供たちの胸にはリボンがついていました。

一等は青、二等は黄色、三等は赤のリボンです。

一人三回競技に参加しましたので、多い子は三つのリボンをつけていました。
また、一つもつけていない子もいました。

それを見て急に覚えてきた挨拶をやめて言いました。

「リボンを三つ胸につけている人、手をあげなさい。
この人たちは大変がんばった人です。

その場所にしゃがみなさい。」

「次に、リボンを二つつけている人、手をあげなさい。
この人たちは、次にがんばった人たちです。
しゃがみなさい。」

このあたりで、父母の方々は心配そうになってきたそうです。

「次に、リボンを一つつけている人、手をあげなさい。
この人たちもがんばりました。
しゃがみなさい。」

立っているのは、父母が心配しているリボンのない子でした。

「いま残った人は、一生懸命やったけど、もうちょっとのところでリボンがもらえなかった人たちですね。

がんばったことを誉めて、校長先生が心のリボンをあげます。

さあ、投げますから空中で受け取って胸につけてください。」

と言ってリボンを投げるまねをしました。

立っている子たちは、
空中でそれを受けとるまねをして胸につけました。

父母の席からは拍手が起きました。

次の年、父兄から、うちの子は太っているので走るのが遅く、今までに一度もリボンをもらったことがなかった。
今年も心のリボンが欲しいと言ってます。
止めないでくださいと頼まれたそうです。

それから、毎年続いているそうです。

形のない、

目に見えない

「心のリボン」に

子供たちは救われたのです。


素敵なお話を見つけられ

感謝合掌





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