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2016年05月22日22:33

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とんでもない事件

昨日痛ましい事件が起こった。
アイドル活動をしていた二十歳の女性がファンと思しきヤロウに首や腕や胸を20ヶ所もナイフで刺され意識不明の重体となってしまったのだ。
犯人はその場で「オレがやった!」と息巻いていたそうで、すぐに逮捕された。

起こったのは武蔵小金井駅の南側すぐのところである。
うちから駅に向かうときに毎日その前を通る。現場の映像を見てすぐにどこだかわかった。
同じ建物にはかつて行ったことのある耳鼻科があったし(今は駅前に移転)、通路の向かいには何度か行ったことのある格安居酒屋がある。
夕方5時、昨日は風邪をひいていたために家にこもっていたのだが、普段のように外で夕飯を食べようということになれば、そのあたりをフラフラしていたかもしれない。

そういえば、今年1月に京王バスが暴走事故を起こしたのはこの現場から100メートルも離れていないところである。

それにしてもやりきれない事件だ。
被害者は男に付きまとわれている旨を武蔵野警察署に相談していたという。
昨日はアイドル何人かが集まるライヴ・イベントが小金井で予定されていたのだそうだ。そのイベント会場前で起こった事件である。武蔵野署は小金井署に対応を指示していたというが、明確に殺人や暴行を示唆する証拠がなければ、警察としても動くに動けまい。もっとも、何かあってからでは遅い、ということは以前から問題視されていることでもあり、法的な面からも検討が必要ではあるのだろう。

被害者のことは全く知らなかったが、大学に通いながら芸能活動をしていたらしい。アイドルというよりは、最近ではシンガーソングライターを目指していたようである。

容疑者のツイッターのアカウントも特定されネットで公開されているが、それを見ると暗澹とした気分になる。どうすればこうも思い込みが激しくなれるのか。
可愛さ余って憎さ百倍。
勝手に恋をし、勝手に思い込み、勝手に裏切られたと思い、勝手に憎む。
心の闇だなんて高尚な言葉は使いたくない。ただ幼稚なだけである。

何年か前にはAKBグループの握手会でノコギリでメンバーに襲いかかった不逞の輩がいる。
そうした凶行には及ばなかったにせよ、マジ告白して玉砕しネットに恨み言をぶちまけていたヤツや、執拗に付きまとい握手会等に出入り禁止となると運営を非難し始めたヤツなど、そうした事件は意外に少なくないようだ。
アイドルも命懸けである。
セキュリティを高めるにも限界はあるだろうし、ファンとの距離が近ければ近いほど対応は後手に回りやすい。
私は握手会やサイン会そのものには反対ではない。
ただ、握手会に頼るCD販売戦略に対して批判的なだけだ。
アーティスト(アイドルも含めて)とファンとの距離が近いことは基本的にいいことだと思う。直接ファンの声を吸い上げることができるいい機会でもあろう。
ただ、危険と隣り合わせなのだということは改めて感じさせられた。

今回の事件も駅から彼女の後をつけて犯行に及んだという。
こうなるとセキュリティもへったくれもない。
なので握手会やサイン会等のイベントでの事件とは区別すべきと思う。
結局は世の中には危険なヤツで溢れていると考えておくしかないのだろうか。

まあ、アイドルと狂信的なファンという見方は一方的すぎるかもしれない。
普通の女性と一方的に入れ込んだ勘違い男、という図式だと思えば、よくある話と言えなくもない。
なんだか異常な世の中だなあ。。。

今日の昼間、駅まで出たのだが、途中の警察署、事件現場、そして駅周辺までもビデオカメラを持った人たちが大勢いた。報道関係者なのだろうか。警察署はともかく、一夜明けた現場や駅にどれだけの取材ネタがあるというのだろうか。近隣にとっては迷惑な話であろう。
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