ヤン・デ・ボン監督作品であり、前作「スピード」からの続投。
その前作は、キアヌ・リーブス主演で大ヒット、劇中映る時計(カシオのGショック)が日本でも大ブームになった作品。
ちなみに、ヤン・デ・ボン監督は撮影監督としては一流で、「ダイハード」「ブラックレイン」「レッドオクトーバーを追え」など良い作品が多い。
その一方監督としては前作スピード以外パッとしない
しかもその成功した「スピード」は、元ネタがあり(映画「新幹線大爆破」)この人撮影監督の方が向いているのではと思ったりする。
そして、本作「スピード2」はバスを船に置き換えて前作といっしょの事をするという超剛速球な内容。
その結果、アメリカで最も権威あるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)最低続編賞受賞する。
1が売れて作られる2は、予算倍増するため「量」や「規模」が増える傾向にあるため、本作もバスから豪華客船へランクアップしたことが諸悪の根源だと思われる。
犯人は優秀なプログラマーで、船会社に(病気のためクビにされた)恨みから船会社に雇われている船長を殺し、自分の設計したプログラムを悪用し船のコントロールを奪い、金庫室のダイヤを奪うという、書き起こして支離滅裂な内容。
会社に恨みがあるなら、船長でなく船に乗っている船会社の社長を(脅したり)殺して、退職金代わりだとダイヤを奪う方が良いと思った。
そして、航行プログラムを支配できても金庫室って関係ないような…デジタルってことなのか。
しかも、航行プログラムを支配したって一等航海士に説明したら自分が犯人ですって名乗るようなもので、事故に見せかけてダイヤ奪うのが船会社にとって大ダメージじゃないのかと思った。
あと、火事を偽装して混乱に乗じてダイヤ奪うつもりなら船を島に衝突させなくてもダイヤ奪った後火事起こして沈めれば良いと思うし、金庫開けられるなら本当に火事起こして火事場泥棒した方が楽じゃないかなって思った。
しかし、これら↑に挙げた内容のどこが不満かって「これじゃあ船会社に対する復讐にならない。」ってところ。
前作では一応(本人は退職金と主張しているが)金目当てながらも、警察に対する復讐を絡めていました。
この映画最大の見所は、主人公に追い詰められた犯人がノートパソコンと思しきコンピューターを銃のように構えて主人公に「動くな」というところ。
当然、主人公は散弾銃をぶっ放して威嚇し、犯人は逃げるのですがあれで止められると一瞬でも思ったのがすごい。
最後にあまり必然性もなくタンカー大爆破シーンを入れて、「どうだ、派手でイイしょ」という90年代ハリウッド風味が今観ると懐かしいと感じるとこだけが良い映画でした。
サンドラ・ブロックは可愛いって思ってる人以外とても見れないというのが感想です。
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