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2016年04月12日22:25

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「良き偶然」





「偶然の作用」に助けられたりすると、心から嬉しくなる。


みんなそうだよね?





思えば俺達は、随分と沢山の「良き偶然」の流れに乗って、今を生きているのだ。


もちろん、「悪しき偶然」もあった。・・・・多々あった。


だが、それは「試練」であったのだ。


逆に言えば「試練」でしかなかった・・・・のだ。


とは言え、中には、「乗り越えられなかった試練」もある。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・具体的な例は挙げない。



しかし


冷静に考えれば、俺はけっこう・・・・無茶苦茶な性格、というか


突飛な行動を衝動的に決行してしまったことが過去に何度もあって、


それは「致命的」になったとしても全然おかしくなかった(だから今、生きてることを感謝するのだが)。


それで


その度に「良き偶然」に助けられている。そうとしか考えられない。



その事を差し引くと、


「良き偶然」の方が「悪しき偶然」より、多く起こっているのだ、


と認識せざるを得ない。


・・・・・きっと、そうなのだ。



だからと言って、


何事も、放っといてもうまく行く・・・などと思えるか?というと決してそうではない。


「向上への努力」をしなければ俺など、何ひとつ出来はしない。


ただでさえ「ずっこけ」が多い人生なのだ。


ちょっと気を抜くと


「エントロピー的悪魔(もしくは堕天使)」が「悪い偶然」を(たちの悪い猟犬のように)引き連れて


冷たく微笑みながらやって来ては、


俺の行く先々に罠を仕掛けていく。


そのほとんどが下らないブービー・トラップなのだが甘く見てはいけない。


小さな過ちが致命傷になったりすることは充分、在り得るのだ。


時々は「大きな落とし穴」も掘ってある。




俺に出来ることは


「永久エンジン」を常に全開にして、


いつもいつも お陽さまのほうに顔を向けて(陽光は直視してはいけないけどね)、


ただただ、前のほうに、明日のほうに進み、


「君のいるところ」を明るく照らすために、生きていくだけなのだ。


















「あてずっぽの神様」に感謝。


君がいつも「良き偶然」と共に在りますように。










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