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2016年03月27日09:18

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わが青春の阪奈道路


近況報告を少し。


「昭和レトロな運送会社」で俺は、働き続けている。

”すったもんだ”あったり・・・・したが、何とかやっていけそう。

ただし、今は4トントラックに乗っている。10トンは・・ちょっと俺には大き過ぎだわよ。


それで、最近はその4トンで関西のあちこちに行っている。

昔住んでいた土地を通ったりすると感慨深かったりする。


こないだは、大阪の「長居」を通った。

長居に住んでいたのは20年くらい前だ。街自体はあんまり変わってないように見える。

とか言って、俺自身もそんなに変わった気はしない。

20年なんて、大した年月ではないのか?と思ったりするが、

でも、例えば今19歳の姪っ子は・・・あの頃、存在すらしていなかったのだ。

そう考えると大したものだ、って気もするが・・・・・わからないよね。


おとといは大阪から奈良へ向かう道中、

懐かしの「阪奈道路」を通った。本当に本当に久しぶりに。

奈良に行くことはあるけど、西名阪とか、25号線を使ったりすることが多かったから

「阪奈道路」って、その存在すら忘れてたんだよな。第二阪奈も出来たし。


「阪奈道路」は、それこそ俺が19歳だった頃、よく通った道なのだ。

当時は、原付免許しか持ってないから、50CCのスクーターで。

奈良の富雄に友達がいたし、「阪奈道路」が便利だった。

19のころって、すごく気持ちが揺れ動いてたりして、

とにかく青くて、幼くて。

何だか思い出すのも酸っぱい・・・・というか、こっ恥ずかしいので

たぶん、無意識に忘れようとしてて、そのせいで、記憶から飛んでいたのだが

30年ぶり?くらいに「阪奈道路」を通ったら、

いきなり、鮮明に、その頃のことをいろいろと、しかもありありと・・・思い出してしまって、

参った。




「阪奈道路」も、ほとんど変わっていなかった。

変わってしまうのはやはり、人間のほうなのだ。

富雄に住んでいた友達の一人も、もう、今はこの世にいない。




「わが青春の」などとタイトルに書いたが

「青春」というのは俺にとっては

「こっ恥ずかしいもの」であることを再認識した。







「忘れたいこと」は忘れられなくて、

「忘れたくないこと」は忘れちまうんだよな。







困ったものだ。





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