相手との距離がとても近い場合の 零式(個人的な通称） だそうです
基本的には受けはどの様な持ち方をしても文句が言えないことになっております
本来ならありえない持ち方でしょうけども、たまに有ることなので稽古することになりました
受け
逆半身
捕りの両手を掴むとき、頭が相手の身体に付くぐらい接近した位置で力一杯握りこむ
傍から見たら手を上げる場所(隙間）が無い感じになります
捕り（左半身）
基本的には足は動かしません
厳密に言えば、両足の母子丘を支点にして回転する程度はあります
地に当たる左手は放っておく （特に何もしません）
相手の持ち方で多少変わってきますが、基本は動かないようにするだけ
肩、肘の筋肉の緊張を解くこと （肘が体側に付くことになります）
小指の指先を上げる (止まる）
ここから手を真上に上げようとせずに、
腰をほんの少し左へ捻ることによって右上腕を押し出すように小指から擦り上げる
（小指が描く軌跡は二次関数のグラフの形がイメージに合います）
腕が上がったとき、受けの身体は横に向くはずです
（受けが横を向くから技として成り立ちます）
捕りは場所を移動することなく技を行います
受けが下に引っ張るように持っていたら、膝の屈伸運動を利用すればいいだけです
片手取り両手持ち呼吸投げ
受け
基本的には上記と同じ 相手に近づいて腕を握りこむ
捕り
肩・肘の力を抜き、手首をほんの少し曲げることによって相手の両腕の方向を合わす
小指から指先を少し上げ、止まったところから上記と同じ
腰を少し捻る事によって上腕を押し出し、指先を上げる
このとき、指先（手）で相手の腕の外側を絡め取るようなイメージを持つ
（綿菓子を作る感じが個人的にはしっくりくる）
あとは天地投げと同じ、上げた手を下ろすだけ
同（八の字） （左半身・逆半身）
受け
上記と同じでも良いのですが、あと20cmぐらい離れた方が解りやすいと思います
捕り
上記と同じ肘・肩の力を抜きます
そうすると、持たせているところを支点に相手の懐に入りやすくなります
(猫背は駄目です、体軸の維持、前のめりや反らないように注意してください）
� 〇慇茲鮠紊欧襦、� 止まる
�◆］咾鮠紊欧襪茲Δ貌阿�す → 止まる
�� 腰の捻りを利用して指先を上げる
大体、この手順を踏まないと腕は上がりません
動けるところを順番に動かしていくことが大事になります
いきなり��からでは指先は上がりません
通常では相手の背後に立つことになりますが、
自分の右肩と相手の右肩と同じぐらいの位置（浅め）の立ち位置になりますし
指先は下げたまま、懐に入ってから天を指差すような形になります
この技も上記と同じく左腕は相手の両腕を絡めとる感じで動かした方が良いと思います
いずれの技も力を抜いていれば、なんとなく動かすべきところを感じ取れると思います
上手くいったときは、なんのことだかわかり難いかもしれませんが気にしないことです
失敗したときの方が後付で理屈がわかるもんです
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