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2016年02月19日02:19

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手放す幸せ

今日は「手放す幸せ」について話したいと思います。


般若心経に
「度一切苦厄(どいっさいくやく)」
という言葉があります。

度は動詞で、
「悟りの世界に渡す」という意味です。

ゆえに、度一切苦厄とは
『すべての苦しみや行き詰まりを、悟りの(心やすらかな)岸に渡した』という意味です。

何故か、一切の苦や厄を消し去って無くしたと言わないのでしょうか。

苦(四苦八苦)や厄(行き詰まりの意味)は消し去ることはできないので、悟りの岸に渡してしまったというのです。

すごく、意味深い言葉だと思いました。

苦しみ悩みの心を
消すのでなく、

悟りのある仏様に渡してしまえば楽になるということでしょうか。

一人で悩んでいないで、どんどん渡してしまえばいいのです。

それが、「幸せ」になるということです。



幸せの語源を調べると、不思議な事が分かりました。

「幸」は手かせの象形文字から来ているのです。

手錠をかけられて束縛されている象形文字なのです。

幸せとは、とらわれている執着のような意味から、解放され手放すことで幸せを得ると解釈されたようです。


『度一切苦厄』『幸』

のキーワードは

「手放す幸せ」と

私は思いました。


皆様の日常の消し去る事ができない、苦しみや行き詰まりに

どうしよう!

お先真っ暗だ!


と落ち込む時もあると思います。


その心を一度
空っぽに
解放してみましょう!

楽になって

いい結果

救いの手立てが

やって来るものです。



私の経験から


今日の導きになりました。


皆様の導きの気づきになればありがたく思います。

合掌


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