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2016年02月18日03:10

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大欲を持て

今日始めに紹介したいのは、四国遍路に行かれた方が、あるお寺の本堂に貼ってあった言葉を書き写し、仲間に配っていたという言葉です。

年をとったらでしゃばらず

憎まれ口に泣き言に

人のかげ口

愚痴言わず

他人のことは褒めなはれ

聞かれりゃ教えてあげてでも

知ってることでも知らんふり

いつでもアホでいるこっちゃ

勝ったらあかん

負けなはれ

いずれお世話になる身なら

若いモンには花持たせ

一歩さがってゆずるのが

円満にいくコツですわ

いつも感謝を忘れずに

どんな時でも

へぇおおきに

お金の欲は捨てなはれ

なんぼゼニカネあったって

死んだら持っていけまへん

あの人はええ人やった

そないに人から言われるように

生きているうちにバラまいて

山ほど徳を積みなはれ

というのは表向き

ほんまはゼニを離さずに

死ぬまでしっかり持ってなはれ

人にケチやと言われても

お金があるから大事にし

みんなベンチャラ言うてくれる

内緒やけれど

ほんまだっせ

昔のことは

みな忘れ

自慢話はしなはんな

わしらの時代はもう過ぎた

なんぼ頑張り

りきんでも

体がいうことききまへん

あんたは偉いわ

わしゃあかん

そんな気持ちでおりなはれ

我が子に孫に世間さま

どなたからでも慕われる

ええ年寄りになりなはれ

ボケたらあかん

そのために

頭の洗濯

生き甲斐に

何か一つの興味持って

せいぜい長生きしなはれや

という言葉ですが、納得できるものと、

違うのではという気持ちもあります。

知ってることは教えてもいいし、

誰からも慕われるのは難しいから、無理する必要はない。


死ぬまで修行と向上心と勉強をしたいと。


皆様も自分の心の言葉を作って見てはどうでしょうか。

真言宗の僧侶が大切にしているお経の一節に

『大欲得清浄(たいよくとくせいせい)』があります。

大きな欲は清らかを得る。
という意味です。

般若心経には欲を捨て無になることを説いています。

欲は苦しむ原因となることから

欲を少なくして、足るを知る

「少欲知足」という

言葉ができました。

大欲が何故清らかになるのでしょうか。

欲には二種類あり

自分勝手な欲と

自分自身を高める欲、いわゆる意欲がある。


自分を高め、人の為になりたいという大きな欲は

人々を救う清いものとなる。

だから「大欲得清浄」

というと真言宗は

述べています。


私もこの言葉は

素敵な教えだと


思っております。

今日の善き日に


合掌







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