シュワちゃんの人気を確立したと言ってもの過言でない一作
シュワちゃんが劇中言う「戻ってくる」という台詞、その後彼のキャリアで様々な機会に「I’ll be back」という台詞を言う決まり事(不文律)ができてしまうくらい確立されました。
あと、シュワちゃんが悪役やったのはこの映画が最初で最後だと記憶しています。
当時のギミックの粗をシュワちゃんの肉体でカバーするという荒業うまくやってしまったところに監督ジェームズキャメロンと主演アーノルドシュワルツェネッガーの恐るべきチカラを感じました。
この映画一番のびっくりポイントは、クライマックス直前のタンクローリー爆破シーンです
これがミニチュアで撮影されていたという事実を、後にドキュメンタリーで知り、その撮影風景を見て感動したのをよく覚えています。
「ハリウッド映画=本物をぶっ壊す」という固定観念(特にジェームズキャメロン自身のイメージ)を利用し、編集と構成で迫力ある映像を安っぽくなく、それでいて観客にミニチュアと悟らせず魅せるという、カッコいいうえに普通の人(監督)は出来ないような優れた映像表現を堪能できます。
あと、シュワちゃんの美しい肉体美を…そういう映画ではない。。ですね。
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