『たとえば若いうちであれば、大病したり事故にあったりして、
一二ヶ月寝たきりの生活をするはめになっても、
病気や怪我が回復すればすぐに歩けるようになる。
ところが、高齢者の場合だとインフルエンザをこじらせて
一ヶ月ほど寝ているだけで、脚の筋肉がすっかり落ちてしまって、
歩けなくなることはざらにある。
脳についても同じことがいえるだろう。高齢になって、
本を読まなくなったり、人との会話が少なくなったりすると、
簡単にボケたようになるのである。
寝たきりになってほとんどしゃべらなくなり、
きっとボケてしまったのだろうと思われていたお年寄りでも、
亡くなってから解剖してみると、
脳には痴呆性の変化がほとんどなかったということは珍しくない。』
年取っても、しっかり勉強せんならんということデス。
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