毎年、この日は何もする気がおこりません。
近年、特にそうなってきました。
わが御影北小学校で亡くなった、5年生の男の子、3年生
の女の子、1年生の女の子の姉妹、1年生の男の子。
それらの子のお母さんの気持ちを考えると・・・。
年を経るほどに、悲しみは重くなっておられるだろうと思
います。
わが男の子は、4年生でした。
たまたま15日16日と連休で、じーさんばーさんの家に
泊まりに行っていて、16日の夜に帰って来て、「リビン
グにお互いの布団を持ち寄って、いっしょに寝よう」と、
彼は提案しました。時々、そういうことをしていました。
「今晩は疲れているから」と断ったのですが、彼は「えー」
と言いました。
その「えー」に私は妥協して、リビングに寝ました。
地震直後、子ども部屋を見て、息をのみました。
彼のベッドの頭があるところには、大きなテレビが落ちて
いました。
「えー」という、ほんのひと言が運命を・・・
人生に対して、神妙にならざるをえません。
さあ、明日から、再出発!
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