『ホメオスタシスとは、生態の状態を一定に保とうとする力です。
体温が上がりすぎれば、下げようとします。血糖値が上がりすぎれば、
下げるなど、無意識レベルでこの力が働き、
ボクたちの生命を維持してくれているのです。
なんと、このホメオスタシスが「心」にも機能しているのです。
ダラダラと生活していた僕にとって、
やる気が出る状態は異常事態なわけです。異常状態になると、
ホメオスタシスが働き、
もとのダラダラしていたあの精神状態に振り戻そうとするのです。
逆もあります。
もうダメだと自分からまったく気力がなくなり落ち込んでいる。
しかし、しばらくすると「でもな!」とその状態から抜け出してくる。
がっかりしている異常状態からもとの状態に振り戻るのです。
これまたホメオスタシスの力です。
深層意識には、「やる気」「怠慢」などの感情に対する
上下的な優劣はありません。生命を維持するために働く力なので、
いつもの状態に振り戻すだけなのです。
この「いつもの状態」「いつもの自分」は、
セルフイメージと呼ばれるものです。
セルフイメージとは、自分が自分ことをどう思っているのか、
自分が自分自身に与えているイメージです。
これはいろいろな経験や刷りこみによって
知らないうちに出来上がっています。
ということは、自分の未来を変えようとするならば、
「セルフイメージ」を変えないと変わらないということになります。
いたずらに努力しても、いたずらに興奮状態になって目指し始めても、
ホメオスタシスが働き振り戻される。
しかしセルフイメージが変われば、
元の位置にいる自分はセルフイメージの外。
人は快適を好み、不快を避けるわけで、元の位置は不快なゾーンとなり、
新たに設定されたセルフイメージへホメオスタシスの力を使い、
逃げ込むがごとく吸い込まれます。
周りから見れば、「努力しているな」と見えますが、
本人にとっては、元のセルフイメージのゾーンに滞在し続ける方が、
努力が必要な状態になったといえます。
セルフイメージとは、「いつもの状態」であり、
「自分が自分をどう思っているか」ということなので、
自分にとっての「いつもの状態」です。
つまり、「自分が自分をどう思っているか」を変えることで、
人生を自分が思う方向に進めることができるということになります。』
スビバセン。長くなった上に、ホントかどうかわかりません。
でも、おもしろいし、ムリせん程度に、使うのもいいかもなと思うし。
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