あの地震後の神戸の空は、毎日毎日突き抜けて青かった
です。
寒かったですが、亡くなった人や家を失った皆さんのこ
とを思えば、寒い!なんて言っておられません。
御影北小学校は、阪急神戸線の線路の真北で、高台にあ
り、南への景観が開けていました。
そこにやってきたIさんは、青空から降ってきたような
爽やかさがありました。
中肉中背、体がはちきれるように元気さに溢れ、瞳が輝
いていました。
人は、ある年代の少年少女や青年男女を見つめる時、そ
の年代の自分自身と照らし合わせて見るものです。
30歳ほど年下でしたが、その歳の自分が恥ずかしくな
るほど彼女は活気がありました。
彼女の前に現れる問題は、彼女に任せていれば「なんら
問題ありません」と、言って良いぐらいの突進力を感じ
ました。
良い妹が出来たもんや、いや娘か。
私の心にも、活気が生まれてきました。
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