なんで名簿に名前を書かなあかんねん、という大学生に対
して、校長先生は、「君は、無政府主義者か」と、言われ
ました。
無政府主義者!何十年ぶりかに、その言葉を聞きました。
吹き出しそうになりましたが、こらえました。
その大学生は、キョトンとしていました。
無政府主義者などという言葉が理解できなかったでしょう。
彼は、まったくもって、管理されるのが嫌やとか、気楽な
ことに、厳しいことを言わないでよ、というぐらいの気持
ちだったのでしょう。
それが、校長先生からみれば、反権力、反体制の運動主義
者のように映ったのでしょう。
この経験から、ボランティアの受付仕事は、教頭先生の受
け持ちということにして、それのサブが浦上ということに
決めました。
教頭先生は、押し寄せてくるボランティアの皆さんに対し
て、登録用紙を作られました。
連絡先、得意技、この避難所で主に何をしたいのか、登録
を終えたボランティアの皆さまに「頑張ろう、イエイ」と
共に声を挙げるのが、私の仕事になりました。
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