mixiユーザー(id:1812348)

2015年12月03日22:14

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豪快な焚き火は、名物になりました。

焚き火の勧進元は、地元の自治会長さんですから、遠慮なく
全壊した家屋から、どんどん燃やすものがやってきます。

大きな木がやって来ますと、それを燃やしやすいように切る
チェンソーまでやって来ました。
大きな窯で湯をわかすための、石で組んだ炉も出来ました。

町には、技術者や専門家がごろごろおるものです。
大工さんや石工さんが作った炉を、初老の大学教授という人
が、もっとこうすればエネルギーの効率がええで、と、木切
れで地面に図を描かれました。
そうすると、ごうごうと火は燃えあがりました。
みんな、顔を見合わせました。

焚き火に関して忘れられないボランティアの青年がおります。

ある晩、ちょっと木が少なくなってきた時がありました。
それを私がつぶやくと、「会長さん、任せて下さい。あした
町に行って、いっぱい拾ってきます」
と、言ったきり、未だに戻って来ません。

少なくとも、その日から一か月は焚き火をしていましたが、
その間、戻って来ませんでした。
20年になりますから、きっと立派な「木」を・・・(笑)

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