突然列車の中、しかも見に覚えのない状況に置かれる主人公。
訳も分からず鏡を見ると自分の顔が別人、身分証を見ても誰?…そして8分後列車大爆発。
映画の冒頭、観れる人のココロをがっちり引き込むうまい演出でした。
内容は…観てのお楽しみと言いたいですが、基本SFの複線盛りだくさんで、しかも派手な演出や、セックス、アクションなど通常映画を盛り上げる重要な要素がほとんど無いのに、90分飽きさせない良くできた脚本だったと感じました
現実世界(主人公本人の脳内)と列車爆発直前の8分間を何度も繰り返し体験し、徐々に人物関係を読み解く。さらに、そこで起きる事実を先読みしながら新しい事実を引き出していくという、文字に起こすと伝わりにくいが、目を離せない手数の多い展開で90分間があっという間に過ぎます。
正確には、上映時間92分ですが最近の必要以上に長い映画や最初から3部作という長編路線とは一線を画しており個人的に好感が持てます。
この映画約32億円の制作費で114億円以上稼いだという興行面からも、ある程度面白いのは担保取れているのかなと思いました。
セットは列車と駅(駅前広場)、脳内世界、軍の施設と少ないし、スタッフ・役者も(知名度が)ボチボチな感じなのに完成度の高い良い作品でした。
こういうものをして傑作というのだと実感しました。
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