mixiユーザー(id:28578707)

2015年11月16日03:25

246 view

ニーチェの言葉

170年前のドイツの哲学者ニーチェの本より納得する言葉を紹介したいと思います。

ニーチェも徒然草の吉田兼好も世間を見る目が似ていて私は好きなんです。

『心は態度に現れている』

ことさらに極端な行為、おおげさな態度をする人には虚栄心がある。

自分を大きく見せること、自分に力があること、自分が何か特別な存在であることを人に印象づけたいのだ。


実際には内に何もないのだが。


また、細かい事柄にとらわれる人は、
気遣いがあるとか、

何事にも繊細だというふうに見えることもあるが、内実は恐怖心を抱いている。

何か失敗するのではないかという恐れがある。

あるいは、どんな事柄にも自分以外の人が関わるとうまくはいかないと思っていて、

内心で人を見下している場合もある。

(第63)

もう笑ってしまった。
回りに沢山いましたから。

もっと大胆な表現を期待してしまう。


『飽きるのは自分の成長が止まっているから』

なかなか簡単には手
に入らないようなものほど欲しくなるものだ。

しかし、いったん自分のものとなり、少しばかり時間がたつと、

つまらないもののように感じ始める。

それが物であっても

人間であってもだ。


慣れてしまったから飽きるのだ。

けれどもそれは本当は自分自身に飽きているということだ。


自分自身が成長し続けない人ほど飽きやすい。

人間として成長を続けている人は、


自分が常に変わるのだから、


同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ。

(第69)


全く同感です。
私は買ったものや頂いたもの(お布施)は食べる物以外は何十年も愛用している。

全く飽きるということはないし愛着がでるものだからだ。

これは、私が成長し続けていることなのか。

嬉しい言葉です。


『心理を考えて伝える』

人に物事を伝える時にはコツがある。


新しい出来事や相手が驚きそうな事柄を伝える時は、


少し古い事柄であるかのように話して伝えるのだ。


新しい出来事だと伝えると、


相手は知らなかったことに劣等感を覚え、


伝えたいことがうまく伝わなくなるからだ。


(第112)


成る程な。
最新ニュースなど、
つい自慢して話してしまう。

古い話だと皆、素直に聞いてくれます。

古典を引き出して伝えている私も知らぬ間に、


この心理を使っていたのですね。  

どうですか、ニーチェさんもよく、人を見ていると思いませんか。

何千年、何万年たっても人の心は変わらないものです。


古い人の言葉が色あせないのは、そのためなのです。


導きの言葉になれば

ありがたいです。

今日の佳き日に


合掌
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する