金沢の旅（2日目）

ホテルをチェックアウトした後、まずは金沢駅へ。お土産の買い忘れがあることが判明したので、再びショッピングモールに足を運ぶ。買い物の後で再度ゆっくり店内をチェック。すると、昨日見えなかったものがいろいろ見えてきた。昨日は夕方で混雑していたし、自分も何となく焦っていたからなぁ・・・。
少し落ち込んだが、すぐに気を取り直し、タクシーに乗って、観光スタート。

ひがし茶屋街：
風情ある家並が魅力的だが、戸の格子が細かくて建物の中が見えず、実に入りづらい（笑）。入口が開いているお店しか覗けない。それにしても金箔ソフトクリーム、人気があるのね・・・。

徳田秋聲記念館：
ひがし茶屋街から浅野川の川べりを少し歩くと徳田秋声記念館。2階の窓から川を眺めていると時間が経つのを忘れそう。実は秋声の本を読んだことがないので、これを機会に何か読んでみよう。石川県産のリンゴ（秋声にちなんで「秋星」と名付けられた品種とのこと）をいただいた！

主計町茶屋街：
浅野川を挟んで、ひがし茶屋街の反対側にあるのが主計町茶屋街。小ぢんまりしていて、観光客もそれほど多くなく、静か。雰囲気が京都の鴨川沿いに似ているからか、懐かしい感じもある。個人的にはひがし茶屋街よりもこちらの茶屋街のほうが好きかも。

泉鏡花記念館：
主計町茶屋街のすぐ近くにあるのは泉鏡花の記念館。展示物で興味深かったのが漫画家水木しげるによる「泉鏡花伝」の原画。お化け好きがお化け好きを描くと一体どうなってしまうのだろう（笑）。鏡花の作品も多くを知らないので、機会を見つけていろいろ読んでみたい。

近江町市場：
日曜日の午後なので閑散としているだろうと思っていたが、意外と多くのお店が開いていて、それなりに賑やかだった。普通のスーパーマーケットには置いていない大きな魚介が並んでいるのを見て回るのは単純に面白い。だが、買い物をする気がなかったのであまり長居はしなかった。

市場を出て、バスに乗って金沢駅へ。新幹線の中でいただくお弁当などを買って、帰途につく。
初めての金沢は天気に恵まれ、あちこち歩き回ることができて楽しかった。
残念だったのは、リサーチ不足ゆえに自分で納得できるお土産（特にスイーツ）を探せなかったこと（笑）。次回訪問時の課題としておこう。